2004/2/1(Sn)
■onDiary; ruby1.6.7問題(多分解決?)
- 前回のpermissionで治る記述は嘘でした。
- ndiary-lib.rb内のerror出力のうち2行についてのみ問題があるようです。
- その2行を書き直したndiary-lib.rbを用意しました。
.
ondiary頁においてある最新の塊、
ondiary20030201.zip
の中に、
etc/ndiary-lib.rb
というのがあるので、これを
script/ndiary-lib.rb
に上書きしてトライしてみてください。
#$stderr.puts %Q!...error-message#{$!}...!
$stderr.puts "...error-message#{$!}..."
. としただけ。ruby 1.6.7 では上記の方法は通らないらしい。
$stderr.puts %Q|...error-message#{$!}...|
. と修正するのでもよかったのかもしれない。
■onDiary; ruby1.6.7問題(解決せず)
. 試行錯誤を残しておく。
.
がんっ
俺の中では既に解決してる問題だったのに!
. もっぺんやってみよう。
.
XREAの
ruby 1.8.0 (2003-08-04) [i686-linux]
でも動作してる(サンプル)。
以前のXREA、
おそらくruby 1.6.8 i386-linux
でも動作してる(サンプル)。
.
自鯖で試してみる。
ruby 1.6.8 (2002-12-24) [i686-linux]
. まず、cgi実行ユーザ(普通ならapache:apache?)になってから操作。
Server Error
.
とブラウザが返すので、emacsで開いて、index.cgiをコピーしなおし、改行をDOS→UNIXにする。あとはchmod+x index.cgi
で、問題なく動作。
. 次に、全然別のユーザになってから操作。
.
index.cgiのServer Errorについては上述と同様。
動作しているのでと思ってupdate操作を行うと
-- nDiary version 0.9.4 --
/usr/local/lib/ruby/site_ruby/1.6/open-uri.rb:76:in `open'/usr/local/lib/ruby/site_ruby/1.6/open-uri.rb:76:in `open'./ndiary-lib.rb:622:in `writeHTML'./ndiary-lib.rb:735:in `makeHTML'./ndiary-lib.rb:732:in `each'./ndiary-lib.rb:732:in `makeHTML'./ndiary-lib.rb:855:in `makepastdiary'./ndiary-lib.rb:853:in `each'./ndiary-lib.rb:853:in `makepastdiary'./ndiary-custom.rb:37:in `main'/data/www/cgi/ondiary/index.cgi:708:in `diary_exec'/data/www/cgi/ondiary/index.cgi:456:in `cmd_exec'/data/www/cgi/ondiary/index.cgi:114:in `cmd_select'/data/www/cgi/ondiary/index.cgi:77:in `initialize'/data/www/cgi/ondiary/index.cgi:815:in `new'/data/www/cgi/ondiary/index.cgi:815: Permission denied - "../www/200401.html"(Errno::EACCES)
.
と出た。
なるほど、私の記憶と照らし合わせても、これはruby 1.6.7でやった場合とメッセージが違う。
とりあえずpermissionだというので
chmod a+w www
chmod a+w www/*
. 次にやると
-- nDiary version 0.9.4 --
make '../www/200401.html'
Permission denied - "../log/200401.topic"
. という事で
chmod a+w log
chmod a+w log/*
. はい、問題なく生成完了しました。
. では今度はVine Linuxにおける実験。
. ruby 1.6.7 (2002-03-19) [i386-linux]
.
emacsを利用して改行コードをDOS→UNIXにしてindex.cgiを保存し直し。
#!/usr/local/bin/rubyだった1行目を#!/usr/bin/rubyに変更。
エラー:不具合が発生しました。
./ndiary-lib.rb:233: parse error $stderr.puts %Q!Filter error: '#{filter}' -> #{$!.class}: #{$!.message}\n(#{$@.join})\n[#{@filename}]! ^ ./ndiary-lib.rb:966: parse error $stderr.puts
%Q!#{$!.message}\n(#{$!.class}: #{$@.join("\n")})\n! ^
/home/sasama/public_html/test/ondiary/index.cgi:704:in `require'
/home/sasama/public_html/test/ondiary/index.cgi:704:in `diary_exec'
/home/sasama/public_html/test/ondiary/index.cgi:456:in `cmd_exec'
/home/sasama/public_html/test/ondiary/index.cgi:114:in `cmd_select'
/home/sasama/public_html/test/ondiary/index.cgi:77:in `initialize'
/home/sasama/public_html/test/ondiary/index.cgi:815:in `new'
/home/sasama/public_html/test/ondiary/index.cgi:815
./ndiary-lib.rb:233: parse error $stderr.puts %Q!Filter error: '#{filter}' -> #{$!.class}: #{$!.message}\n(#{$@.join})\n[#{@filename}]! ^ ./ndiary-lib.rb:966: parse error $stderr.puts
%Q!#{$!.message}\n(#{$!.class}: #{$@.join("\n")})\n! ^
. はいはい。ではパーミッションを変えて……あれ? 動かない?
.
前の動作検証時の方がなんかおかしかったのだという事がわかりました。
前の記述は嘘です。
. で、原因追跡してほんと、多分ほんとに辿り着く。
2004/2/2(Mn)
▽onDiary; ruby 1.6.7
.
本家で修正が入りました。ので、それに対応させてonDiaryもいじります。
日付が未来になっちゃうけど気にしない。
ondiary20040202.zipより、ruby 1.6.7でも問題なく動作するはずです。
$stderr.puts %Q|...error-message#{$!}...|
. とするのが正しい対処だったみたいですね。
▽
.
Uconvを使うと文字コードの自動判別が(無理矢理例外を拾う方式とはいえ)可能なのですか。
あれ、でも、ruby1.8.0からはIconvが標準になったんじゃあ?
それを受けてUconvは役目を終わったんじゃとかってのをついおとついに見たばかりだったのですが。
.
ところで、本家はndiary 0.9.5.betaとなっているのですが……?
trackback付きで新版が近日にリリースされるという事か?
. 更にところで、本家の29日のTrackBackは5件しか無いように思うのだが
TrackBack(6)
. てついてる。
.
更に更にところで。本家の毎日のフッタに「日記ソース」ってついてるの好き。
nDiaryってどんなのっていういいプレゼンになってると思う。onDiary(のサンプル)にも付けるべきか。(.diaryファイルがWEBにある形態で無いと意味無いfilterだけど、onDiaryなら常態でそうなるから無問題)
. あれ? nDiary Antennaでの日記のタイトルが……あちこちのアンテナから情報収集するので、そのズレによって錯綜するって事なのかな?
□『黎明の双星3』
黎明の双星が黎明のままに終わりました。
どこまでも泥臭くシンプルに。
カタルシスは! ハッピーエンドは何処?
どこにもないです。
という訳で、好きだけど、好きなんだけど、ちょっとこれは嫌だよという。
あー。ほんっとに黎明で終わらすんだなあ。
主人公ら二人の中で渦巻いていたものに、完全な移入や理解ができず。何処までも他人の眼でしかものを見れない、判り合えないあたりが自分の頭の悪さを思うのでした。
題:黎明の双星〈3〉
続:C・NOVELSファンタジア
著:花田 一三六
符:ISBN4-12-500834-5
標:C・novels fantasia
刊:中央公論新社
年:2004.1
型:(cm): 18
頁: 201p
値:¥900
文:貧困に喘ぎ圧政に苦しむ教会派と支配者の傲慢と矜持に安住する聖典派。民主の指導者として武器を手に立ち上がったリィーン・ランカスター。彼が生涯の最後に選択するものとは何か? そしてダグラスとの友情の行方は-。
□『攻殻機動隊S.A.C 虚無回路』
攻殻らしい、更にはS.A.Cらしいお話。
TVのアニメ一話分に丁度いい感じですね、30分ぴったりって感じ。
S.A.Cにも感じてた半端さ、テーマの消化不良加減というのかな、現実は白黒に割れないのであがいてごろごろするしかないですか的達観というのかな、その辺の作品の雰囲気も忠実に文字になってると思う。
まあ、そんな感じぐらいかな? 言うと文章はちょっと若いかな。絵ならいいけど小説にはしんどいぐらいかも。
関係ないが、挿絵は全然関係がないなあ。
題:攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 虚夢回路
続:徳間デュアル文庫
著:藤咲 淳一
訳:中澤一登 イラスト
符:ISBN4-19-905145-7
標:徳間デュアル文庫
刊:徳間書店
年:2004/01/21
型:(cm): 148 x 105
頁: 253p
値:¥648
文:もうひとつの「攻殻S.A.C.」登場 西暦2030年。極度に人々の電脳化が進む中、電脳犯罪を未然に防ぐために設立された攻性の組織。それが「攻殻機動隊」こと公安9課だ。今、9課が相手にしているのは少年たちだった。ある日突然、世界への憎しみに駆られ、凶行に走る通称《目覚ましテロリスト》たち。だが彼らは、なぜ自分がテロを行ったのか、事件後には覚えていない。捜査のために、ひとりの少年の電脳に侵入した草薙素子が体感する謎の記憶。少年たちをテロに導いた者の狙いとは……? 大人気TVアニメシリーズを、本編スタッフがオリジナル小説化。「キル・ビル」の中澤一登による草薙素子スペシャルピンナップつき!
▽SFマガジン3月号
題:SFマガジン 2003年度・英米SF受賞作特集 2004.3
刊:早川書房
年:2004.03.01
型:/
値:\848
文:2004/01/27 SFマガジン3月号は―― 2003年度・英米SF受賞作特集。 ローカス賞ノヴェレット部門受賞のアーシュラ・K・ル・グィン「ワイルド・ガールズ」、ヒューゴー賞ショート・ストーリー部門受賞のジェフリー・A・ランディス「人は空から降ってきた」、ネビュラ賞シ (more)
. 微妙にオチが判らないのが多いなあ。解は書いてあるのだけどそれを読み取れないというか。
- 地球スコープ2004 0
わかりまてん。 - ワイルド・ガールズ +1
結局判り合えない物語、というか。支配と被支配の歴史を持つ国の詩情だろうか。 - 人は空から降ってきた +1
今月の中では一番判った。すっきりした小品。でも納得はいかんなあそれでいいのかつうか。 - ロージー +1
結構好き。ただオチは読めない。こういう意味? それともああいう意味かな? - 創造 +1
父と子のイイ話。でもオチ、というか真実? は読めない。 - SFまで100000光年 +1
あるあるあるあるー、つうか。SFモノのFの字がぐにぐに消してあるのが笑った。 - 飛ばされていく行く先 +1
まだ読んでないんだよねー。元ネタ。 - おまかせ! レスキュー 0
普通。 - 線によるハムレット 0
また判り難い話を。オチは読めたし好きだけど、文のフィールは合わない。共感できない? - カメリ、エスカルゴを作る +1
この人らしい。元になる図鑑は読んでない。詩情はストレートに出てて良品だと思う。 - ピックポック 0
こないだのPシフターといい、なんで今こういうのばっかり?
▽
.
タカアキラさんの日記28日で触れられていたのだが、
SFな人 or SFな話題
ならなんでもOKでML作っていいよサービスが行われていたりします。
SF系Quick-ML
……って名前でいいのかな?
私もちょっと関わったので宣伝しときます。
.
ところで、タカアキラさんちの、昨日の日記おとといの日記をOperaで見たら化けた。
過去ログ日記は大丈夫だった。
2004/2/3(Te)
2125/02/03 <第二冷蔵庫法案>が安全保障理事会を通過。 (『不完全な死体』ラリー・ニーヴン 所収「不完全な死体」創元SF文庫668-04)
2xxx/02/03 トムとルーシー、レックスを飼い始める。 (『こちら異星人対策局』ゴードン.R.ディクスン 早川文庫SF1224) →
▽
.
あっはっはっは、面白い!
さっそく作ってみました。
. テストとして早川文庫FTで。
. 既知の問題点。
- データとしての問題
.
「絵」と「文」の両方が必要。
絵はともかく、文の量は圧倒的に少ない様子。
(FTでは、オンライン書店からの抜きで、両条件を満たすのが、6冊しかなかった)
某せらえの図書館とかから持ってくるにしても手作業っぽい。
絵は著作権問題が入るが、文の方は、多分、手持ちの本の背中見て打ち込んでそれをネットに持ってきても問題ないのじゃないかな?
手作業だ、すごく手間だなあ。
- ゲームとしての問題
皆で「競う」からこういうのは面白いのだと思う。
でも、ネットでするなら、同時参加で読み上げで……というのは無理だろう。
どうする?
ランキングか? 点数を競う? 時間を競う?
あと、冊数も問題だろう。SFセンターで思ったけど、100問はしんどいし、みたいな。
- インターフェースの問題
どういうゲームにするのか? と絡むけど、提示の仕方答え方が。
う〜ん?
.
ま、そゆわけで、雛型を作ってみたので、
・アイデアのある人は教えてください。
・ソースほしい人は連絡下さい。
・やりたいリストある人は渡してください。(ISBNリストがあるといいかな。あと絵がamazon,bk1,rakutenにあるかの確認とか、文が無い場合は文の用意とか。)
ま、その気があれば、という事で。
2時間+1時間で作ったへちょへちょソースなんでへぼいのは勘弁。
2004/2/4(We)
▽かるた
.
STOさんからアドバイス頂いたので改造。というかあちらが原典。
畳カッケー!!
スタイルかっけー!!
そのへんをぱくる。
.
そういう訳で2月3日の夜に遊んで頂いた
秀さん
sasahinさん
のログはちょいと消しちゃったのですみません。
遊んでいただいてどうもです、ってのに消してすみません。
.
STOさんちの「徐々に読み上げるスクリプト」は、私が普段使うブラウザ(Opera)で動作させる事ができず。どっかオプション入れるのかなあ?
という訳でそこは実装していない。
あ、畳画像もらいました。
.
お手つき回数カウントして。時間をカウントして。
そんなもんですかね?
送信時にフォームの内容も取得して「この時点でわかるのか!?(w」ってのが見えるのが楽しいですね。
. というのは意図が汲めず。
.
絵と文のデータがオンライン書店で揃ってない、というのは、それにしても揃っていなさすぎだろうという気になってきたので、プログラムバグ、キャッシュバグを疑ってみます。今ぶんぶん再回しチェック中。
→
チェック完了。171冊ある事が判りました。(早川文庫FTの場合)
わかった。わかりました! 充分です、充分すぎます!
.
そういう訳でデータを差し替え+デバッグ。
抜いてきたものから、適当にシリーズものをはぶいたり怪しげなデータを省いたりしたら38冊が残りました。
早川文庫FTの中での、ノンジャンルカルトQ、みたいな趣になってます。多分。やってみた所感。
テスト兼ねて数回やってるのですが、それでも5分ちょいかかりました。
.
3時間でコード変更、
1時間でデータ再チェックと差し替えとテスト。
ううん、ちょっとコストかけすぎ?
.
1時間程追加、
indexを作成。
あと、従来のOperaでも動く型と並置して、
javascript+IEによる読み上げ型(STO型)。
→ブラウザ関係なく動くようになりました。わーい
.
なんでIEでしか動かないんだろう? どうせ同じJavaScriptなのに? うーん。
わかりません。誰か教えてください。
.
あと、採点とかお手つきとかリストの表示とか、
こういうルールでよかったのかな?
▽似顔絵イラストメーカー (参照URL: 似顔絵イラストメーカー)
2004/2/5(Th)
▽
.
KNOPPIXはギミックとして面白かったですー。
WINマシンのはずなのにUNIXが起動するよーげらげらげら。という。
欠点は
・重い
・「その上で何かする」気なら、記憶媒体が別途必要。USBメモリとか。
(あるいはext3でフォーマットしたパーティションをHD内に用意しておいてそれをマウントとか。ext3でなくNTFSでも読み書きできたんだっけ?)
・ちょっと走ったサービス(サーバ系とか)をする気なら、SWAPが1GあるLinuxマシンを用意してその上でCDの作り直しをする(つまりCDにそのサービスをインストールする)作業が必要。
(KNOPPIX3.3って標準でApacheとかmod_rubyとか入ってたっけ? 例えば、そういう事。)
.
「Linuxを試してみたい」「Linuxを勉強したい」「Linuxで何かしたい」
というのに対して、例えばKDEであるとか、システム全体の雰囲気であるとか、シェルの勉強であるとか、そういうのには充分です。
しかし、それ以上一歩でも踏み込むと、あれこれのサービスをとりあえずインストールして遊ぶという方向になって、その方向では上書きできないCDは不利な訳です。
latex,gnuplot,tgif,ghostscript,gimp,http鯖,ftp鯖,opera,例えばそのへんでしょうか? 最近じゃ最初から入ってるのかなそのへん?
. 以上、私見でした。
▽ラノベの表紙
.
でですねえ。
かるたみてて思ったんですよ、
女の子が居るなあと。
で、表紙に女の子居る率でも計算してみたら……って、
27冊中男しか居ない表紙が3冊しかないじゃん!(少年っぽい女の子をカウントミスしてる可能性有)
ラノベ=キャラ小説(つまり表紙にキャラが居ない絵はほぼ有り得ない)、とは思っていましたが、
更に展開して
ラノベ=萌えキャラ小説、とかなんとか言えてしまいそうですね。
90%女の子率だったらそう強引な結論でも無いだろう?
.
男キャラが居る率を数えると、16かな? だから50%?
……負けてる、負けてるよ男キャラ……
.
まあでも、そうかな?
男子購買層に売る為には女の子ですよな。
これが某系の文庫(女子購買層)になったら、
男キャラ率100%(←むしろペアの男キャラ率)、女キャラ率0%
なのでしょうし。いや知りませんが多分店頭の雰囲気で。
それを思えば、50%だって健闘してるぜ! と褒めるべきか。
. ↑そうか、そこをチェックするにはコバルト文庫の表紙を追うと面白いのか?
2004/2/6(Fr)
2004/2/7(St)
▽マリみてかるた
.
す、すげえ!(笑)
マリみてかるたの結果記録なんですが、
1冊3秒かかってない人が居ますよ! 当然のようにお手つきなしで!
. ラノベかるたの結果記録ではR-Fさんがやっぱり1冊3秒かかってません。うわー
.
そういえば、
某お人は「やってみたけど成績悪かったから記録は残さなかった」とか言ってたな。
ひどいよー、ぷんぷん。
じゃあ記録した俺はどうすればいいんだ。
.
昨日追加したreport機能による記録の集計に基づくと、
ラノベでは「オーフェン これで終りと思うなよ!」「Astral」「撲殺天使ドクロちゃん2」「ブラックナイトと薔薇の棘」
マリみてでは無印元祖
FTでは「ドラゴンになった青年」
あたりが難しいらしい、おてつき回数が結構図抜けている。
……つまり、そのへんがみんな「知らない」=「読んでない」=「人気無い」って事か?
. あるいは、前述の「記録残さない派」が居る事やこんな物好きな事する奴ぁという観点で行くと、マニア受けをたく受けしない本というのがそのへんって事か?
. だとしても、マリみての一冊目がいまいちってのが良く判らない話。
2004/2/8(Sn)
▽
.
ちなみにこれで、
表紙+なにか
という組み合わせにおいて、
なにか=背表紙粗筋
なにか=本文引用
というパターンは既出になる。あと、他に何かあるかなあと思って
なにか=帯の言葉
というのを思いついたが、帯無し表紙画像というのがあるのか、ない場合は帯有りの上だけ表示とかできるのか(←画像改変にあたりそうなので多分駄目)とか考えると実現は難しそうだ。
.
別路線としては
表紙→挿絵
という方向があるがこれも著作権的に駄目だろう。
表紙→自作のイラスト
とかの方向はありだろう。私自身は絵心もファン心も無いので無理だが。
.
更に別路線としてはかるたというゲーム形式を踏み変えてしまう方向がある。
・かるたの問題の出題順(+出題数)を毎回ランダムにしてしまう
今は初期データ設定時にランダムで一度順序を決め、あとは固定。でないと「皆で競う」意味において比較ができなくなるから。
でも、これを誰かと競う目的でなく純粋にゲームにするなら、そして何度も楽しむというのなら、話は別である。100の母集団から毎回10題を適当に出題とかもできるだろう。
・かるたの読み札と絵札の対応を1対1対応ではなくする。
読み札の複数化→同じ本から複数の名台詞
絵札の複数化→○○が登場してたのは何冊目と何冊目? とか
いやもうかるたじゃなくなってきてますが。
.
もう一つの路線は、ネット対戦化の方向。
つまり本気でかるた化という事ですか。
でも、これは素体となるシステムのサンプル(Ruby)が全く無いので、ちょいちょいと作るわけにも。それともなにか参考になりそうなのがあるのかな? あったら教えてください。
麻雀だと東風荘? とか、有名どころがあるんですよね。
専用のプログラムのインストールとかするのかな。それともブラウザ越しでかなりのリアルタイム性を持たせながらやるってのが可能なのか?
でもまあ、わざわざ示し合わせてネットでまでこんなカルタするか? という突っ込みはある。
じゃあ自動化した電脳と対戦という方向……そこまでは私には荷がちょっと重い、かなあ。……だいたい、かるたの人工知能ってどんなパラメータでやるのよ?
. と、そんな事も思いつつ、忙しくなってきてるので、やるとしてもそのへんはまたいつかなのでした。そもそもこのへんはチューニングパラメータ多すぎてどれがいいか私見では見当がつかないし。誰か意見あったら教えてください。
▽陶器
.
最近、ミスド行ってないなあ。
陶器のプレゼントフェアやってるのかな? やってるならまた行って食って陶器欲しいな。
まあ、食器ぐらい100円ショップででも買え、という意見はあるだろうが。
.
そういう訳で紅茶入れる時のティーポットはミスドでいつぞや貰ったポットです。
だいたいカップ二杯分入るのですが、ぼーと文庫読みながら飲む紅茶は結構時間がかかって、大抵二杯目は渋い渋いお茶になってます。
解決方法は、ポット一杯分入るでかいカップで呑む事で、これまたミスドのスープカップで紅茶をすすってたりします。
.
そういや、紅茶っ葉(お茶っ葉)って何日ぐらい持つのだろう。
一日一杯で三日ぐらい使ってたりするのだが。まあ夏場はかびるから駄目として。
□『夢の灯りがささやくとき』
シャーリアの魔女シリーズの2。
起承転結で言うと前回が起、今回が承転という感じ。
かたや、「魔女」というイベントの色々な仕掛けについての伏線が張られ、
かたや、「領主」という政治世界での着実な展開。
次でクライマックスですなあと思わせる出来。
いけてます。おもろいです。世界がまたいいね、太陽が二つある世界。また、魔法にも利が通ってそうなところとか。
ただ、
ちと、
長い。
読むのしんどい長さですよこれは。
題:夢の灯りがささやくとき〈上〉―シャーリアの魔女〈2〉
続:ハヤカワ文庫FT
著:ダイアナ マーセラス
訳:関口 幸男
符:ISBN4-15-020354-7
標:ハヤカワ文庫 FT
刊:早川書房
年:2004.1
型:(cm): 148 x 105
頁: 493p
値:¥880
文:魔女を排斥する悪法を改定しなければならない。そう決意したメルファラン伯爵は、愛する魔女ブライアリーを山小屋に残し、ひとり下山した。だが、城に戻った彼を待ち受けていたのは、臣下への不信、妻との不仲に悩まされる日々だった。ある夜、そんなメルファランの夢のなかで、魔女一族の装置“常盤灯”がブライアリーとそっくりな姿で語りかけてきた。そして彼は海辺の洞窟へといざなわれ…!?シリーズ待望の第二部。
題:夢の灯りがささやくとき〈下〉―シャーリアの魔女〈2〉
続:ハヤカワ文庫FT
著:ダイアナ マーセラス
訳:関口 幸男
符:ISBN4-15-020355-5
標:ハヤカワ文庫 FT
刊:早川書房
年:2004.1
型:(cm): 148 x 105
頁: 506p
値:¥880
文:公爵の追っ手から逃れ、ダーヘルの山小屋に隠れ住んでいたブライアリーとメガン。だが、今ふたたび危険が迫ろうとしていた。彼女たちに食糧を届け、支援してくれていたロジャーがその道の途中で公爵の手の者に殺されてしまったのだ。さらに、ウィッチメアーにいるはずのマシンまでもが、山小屋を襲撃してきた。命からがら逃げ延びたブライアリーは、メルファランと約束していた時期を待たずして下山する覚悟を決めるが。
2004/2/9(Mn)
▽
.
CGI製作に絡むセキュリティTipsってどっかないのかな。
FORMからの入力ではこれぐらいをチェックしとけとか、そういうの。
とりあえずCGI系の本を漁ると「こうすると動く!」はあるんだけど、
その次の部分、そういう部分についてまとめてるのってないっぽい。
添付のサンプルをよくよく読み込むと数行処理してる、とかあるかもしれないけど、
明示して無いというか。
ほとんど定型的な部分なんだから、そういうサマリがあってもよさそうなもんだが。
・タグ埋め対策
・バッファオーバー対策
・パスワード関連の取り扱い
ぐらいだっけ? で、具体的にその解説と対処を。
▽
.
名台詞をごたごたしてるうちにまいじゃーさんちでサムライ・レンズマンの台詞にひっかかっちゃって思わず再読。
おもれー。
で、カロニアのデイルズ(俺の黒いガン!)をユーコニドール(アリシア)が指していわく
「あれはイレギュラーだ」「軌道修正を」
と言ってるのをみて、ああそうか、これは「銀河帝国興亡史」(アシモフ・初期の3部を対象)へのオマージュ(パロ)でもあったのだなあと思ったのでした。
題:サムライ・レンズマン
続:徳間デュアル文庫
著:古橋 秀之
訳:岩原 裕二 画
符:ISBN4-19-905092-2
標:徳間デュアル文庫
刊:徳間書店
年:2001/12
型:(cm): 148 x 105
頁: 369p
値:¥733
文:シン・クザク―別名"サムライ・レンズマン"。ニヒルな白皙は日系アルタイル人の証。束ねられた長い髪。腰に携えられた特製の日本刀。彼は"独立レンズマン"の制服であるグレーのスーツに身を固めた盲目の超戦士だ。あの生きた伝説のキムボール・キニスンの活躍により撃滅したはずの、宇宙海賊ボスコーンの復活を察知したクザクは、"ドラゴン・レンズマン"ウォーゼルやヴァン・バスカークら、お馴染みのキャラクターと共に新たな戦いへ挑んでいく!俊才・古橋秀之が描く超宇宙大活劇。
▽ししゃも
.
ただただしさんちからphonondriveさんの試み。
おもしれー。
ちょっと俺もやってみっかーという気になる。
あれ、以前見たのはししゃもだっけ? うずらだっけ? 開発版じゃなくて安定したら試してみようとか思ってた記憶があるんだけど、忘れた。ま、いいや、いい機会だから今やってみよう。
こんな事もあろうかと!手元にはnDiaryによる3年分の日記テキストがある。
これだけ注ぎ込んでやれば、一歩のアバター(レプリカント?)もできようというものだ。
注入!
……1年突っ込むのに1時間ぐらいかかってますね。……
終了!
さあ、私の3年間をここにみよ!
▽ししゃも(3年分の一歩)による日記
.
これはしてくれると面白いと無理ってば自分の読み書き途中で思い切り楽しく仲間と笑えたり。
これはしてくれると面白いと思うな!
なるほど、複数タブはそう扱うかと納得。
そういえば、
これはしてくれると面白いと。
ぴちぴちははくとしんどいのでやめたい布っ切れになんから電話からどっか跳ぶ。
これはしてくれると面白いと思ってたんだ。忘れてる君の Dancing shad:
ぴちぴちははくとしんどいのではバグる事を確認。
無人島に1冊持っていくとしんどいのですかと思い切り楽しく仲間と笑えた所で目が覚めた。
これはしてくれると面白いと思うが、
新しいズボン買うのもめんどいしなあ。
.
そのへんネタにして本家取りのあほーなパロが書けんからゲーセンへと移っていく時代久しぶりに部室に行くとしという事で犬猫作品のリストアップ作業になる。
昔読んで、これは多分俺のですね。
こうして実際使ってみると正直しんどい。短編か中篇ならをいつものもない訳です。
新しいズボン買うのもめんどいしなあ。
これはすぐにできるように。
このぐらいで酔ってしまいます。
とはいえ、どうせ手を入れる。木星戦争へと借り出されている帝都で反乱というかストリートキッズというかをやっている。
これはしてくれると面白かった。
.
これはしてくれると面白いなというもって回ったからどっかり寝てしまい。
ぴちぴちははくとしんどいのであったらここに辿り着くまでが長かったっけ?
これはすぐにできても治らない。
bodyの解釈によって文字列を何処かになるでしたよ。
ぴちぴちははくとしんどいのでなく。ので負荷が気になると面白そう。
これはしてくれると面白いと思っというデータ渡しますか?
ぴちぴちははくとしんどいのです。
ぴちぴちははくとしんどいのでやめたなあ。
そう思っという理解でいいので、ひよっていると現状になるとは同じ本だったというだろう。
これはすぐにできないと駄目らしい、で、件の醤油をたーっとする。
そう思った記憶があります。
2004/2/10(Te)
▽犬と猫は拾うもの
.
そゆわけで今日は白黒子猫(もう中猫ぐらいには育ってる)が逃げなかったので、思う存分なでくってきました。向こうは餌を期待して媚を売ってたのでしょうが残念私は持ってません。
野良すけは、なでくるとそのあと手がちょっと油っこい感じになりますね。
一度誘拐して風呂に叩き込んでなごなご言わせてみたい。
とはいえ、誘拐は以前別の猫で失敗してるので断念。
猫欲しいですな。
.
とはいえ、決して買うものでないという意識があって、
犬猫に「値札」がある時点でなんだかすごい違和感を持ちます。脊髄反射的なもので理が無いのですが。
.
人間の売り買いは駄目で犬猫の売り買いは許可。
犬猫を食べるのは駄目で牛豚なら食べるのは許可。
ううん、このへんの私的な脊髄的倫理観・社会的な倫理観の閾値やその理由はどの辺にあるのだろう。
.
ペットショップで猫を買ったらその猫に「ごまんえん」とか名前をつけそうな自分が居る。
とりあえずそれは嫌だ。やっぱ拾う事にしよう。
. 対象がキャラクタなのかモノなのか、が私的な閾値なのかな。
2004/2/11(We)
BC.660/02/11 神武天皇即位。(日本建国) (神話)
20xx/02/11 東京国際洋上ゲート港の開港式。 (『大いなる墓標 覇壊の宴 2』日昌晶 富士見ファンタジア文庫) →
□『ペイチェック』
ディックの短編集。あれー、普通に読めますよ! 面白いです!
ディックと言えば謎電脳未来なディストピアと電波溢れるヤク中。
という二本柱だと思っていたのだが、そうでもない。
その萌芽はあるものの、初期の短篇? つまりこの本の前半は普通にSFしてるし、
後半もディストピアとか絶望の影とかがつきまとうものの、結構まとも。
しかし最期の話をこう締めくくられると。後味の悪さはやっぱりディックだねえ。
とも思うのでした。
いやでも、ディックを見直しました。食わず嫌いをやめてそこそこ読むようにしようか。
でも絶望成分が多いから、精神的に元気な時に読むように注意しよう。
表題作は映画化という事で帯が派手目についてちょっと表紙の雰囲気変わってたりします。
映画の原作はシンプルなお話で、なるほどこれは活劇成分をバンバン突っ込んだら、と。
SF的にオチとか最期のシーンは安直かなあと思うけどね。
原作枠組みを忠実に映像化したら15分だけど、あいまあいまのおいかけっこをそれぞれ15分ずつ増やしていけば2時間になるよねみたいな。それなりに面白い話になりそうですね、傑作とはいわないけれど。
題:ペイチェック―ディック作品集
続:ハヤカワ文庫SF
著:フィリップ・K. ディック
訳:浅倉 久志
符:ISBN4-15-011468-4
標:ハヤカワ文庫 SF
刊:早川書房
年:2004/01
型:(cm): 148 x 105
頁: 575p
値:¥940
文:ジェニングズは数年間、ある会社のために働いていた。その間の記憶は失われてしまうものの、巨額の報酬を受け取るはずだった。だが、報酬として受け取ったのは、ガラクタ同然の物ばかり。記憶を失う前に、それらのガラクタを大金のかわりに受け取るという契約書にサインしていたのだ。いったい自分は何を考えていたのか…ジェニングズは失われた記憶を求める冒険をはじめた!映画化された表題作など、傑作12篇を収録。
□『運命は剣を差し出す1』
CNOVELSです。ので買ってみました。
少女小説系で活躍してた作者の人だそうですが知識不如意で申し訳ない。
お話の中身は中世風世界の傭兵物語。になるのかな。とりあえず傭兵隊長が隊からはぐれて右往左往する話。
ふつーに読みました。
んー、あえて言うと、ワンちゃん? ワンちゃんが目玉の話か?<嘘です。
3冊予定だそうですが、どう展開するか謎ですね。この筆の速度では大したとこまで進まない気もするし、大どんでん返しをするのかもしれないし。
題:運命は剣を差し出す―バンダル・アード=ケナード〈1〉
続:C・NOVELSファンタジア
著:駒崎 優
符:ISBN4-12-500833-7
標:C・novels fantasia
刊:中央公論新社
年:2004.1
型:(cm): 18
頁: 217p
値:¥900
文:辺境の街道でヴァルベイドは負傷して戦場に置き去られた若き傭兵と白い狼に出逢う。この男こそ世に名高いバンダル・アード=ケナードを率いる隊長だった。追われる身の彼らは珍道中を繰り広げるが、追跡は深刻化する一方で…。
2004/2/12(Th)
▽
.
やっぱ忙しくなってきましたよ。当然ですな。
昨日もおとといもそれなりに働いた気がするが、案件は減らず増える一方。
土日を使って挽回! とか考えてたけど、土日は親父の退職祝いに皆で蟹食う約束があったのでした。電話で念を押されてしまった。ええと、列車の時間とか路線とか調べないと。
□『魔法探偵社よ、永遠に!』
マジカルランドが帰ってきたよ!
という訳で無条件に読むわけですが。
ハレの日とケの日と言いますが、マジカルランドはいつもハレの日、つまり祭り、祭日、祭典の面白さ+友情というスタイルだったのですが、ここ暫くそのスタイルが揺れてたなあと思ったらこれでトドメが来た感じです。
しっとりと収めてくれました。
更に以後のストーリーは、大きく舞台や状況を変えていく模様。
作者の方も共著者が現れ、というか、多分、共著者の手によって作られていく事になるのでしょう。
それはそれで好きになるでしょうが、なんというか、ああもう俺の好きなマジカルランドはこの世の何処にも居ないのだなあ、みたいな寂しさ一筋。
ついつい、プーキーとスパイダーの背中を追ってしまいたくなったりとか、そんな感じ。
でもおもろいな。
読み返してまうで。
題:マジカルランド12 魔法探偵社よ、永遠に!
続:ハヤカワ文庫 FT
著:ロバート・アスプリン
訳:矢口 悟
符:ISBN4-15-020356-3
標:ハヤカワ文庫 FT
刊:早川書房
年:2004/02/10
型:(cm): 148 x 105
頁: 286p
値:¥620
文:ポツシルトゥムの民衆のあいだに叛乱の噂が流れはじめていた。この噂は魔法探偵社の面々の耳にも届くが、おりしも社長スキーヴは別件で苦しんでいた。そんな彼に余計な負担をかけまいと、社員は内密に処理することに。ところがギャオンが弓で射られるという緊急事態が発生し…!?『大魔術師、故郷に帰る!』の衝撃の結末までの一部始終をグィドが語る、待望のシリーズ正篇。マッシャの結婚披露宴を描いた短篇も収録。
2004/2/13(Fr)
6942/02/13 ジョージ・プラトン誕生。 (『プロフェッション』A.アシモフ 所収「停滞空間」早川文庫SF357) →
▽
.
この週末は遊ぶぜというのに仕事がピンポイントであたってきた。
しかも今日になって。
昨日まで予定をはっきりさせずに事態に対処してたのに、
昨日ならそこそこ変更も効いたのに、
事態は別に今日逼迫した訳でなくずっとなのに、
それをなんで今日? んでおいらのサボりを怒る?
.
今日になってから明日やれといい、明日は休みたいというと常識の無いヤツだと言われるのは微妙に憤慨。
「普段めちゃめちゃ働いてるんだからこれぐらい!」
「一週間も前からこの日は休むと公言しといたじゃないですか!」
とか言い返せたらいいのだが、どっちも言えないのであった。
. 遊びにでかけた後、携帯電話とノートでネットしてメールとかで連絡とりつつ仕事、って無理かな?
▽文庫表紙イラストの変遷
.
更に元を辿ると
まいじゃーさんち(コバルト文庫)
有里さんち
有里さんち2
小宮さんち
ちょっと違うかもだけど
u-ki総統んち
.
気になる話題です。
で、手元にそれに関連する資料としては
・オンライン書店からひっぱってきた書影
・早川文庫FTと早川文庫SF
がある訳ですが。
・オンライン書店は近刊と復刊ぐらいしか書影が無い(最初と最近のみで間が無い)
・リストはできるが考察が無い
とまあ資料性は低いです。
また有里さんが述べてたりu-ki総統が示してたりするように、結構表紙絵の変更というのはあるようで(オンライン書店が用意するのは大抵新しい方)、そのへんもあてにならない部分の一つです。
でも一応あげておきます。重さに注意。
.
http://ippo.s5.xrea.com/bookstore/report2.html (古い)
http://ippo.s5.xrea.com/bookstore/image_ft_1.html (こないだ)
http://ippo.s5.xrea.com/bookstore/image_ft_2.html (こないだ)
.
http://ippo.s5.xrea.com/bookstore/imglist_hkft.html (今やっつけた)
http://ippo.s5.xrea.com/bookstore/imglist_hksf.html (今やっつけた)
.
他のもチェックするかなーと思ったんだけど、
コバルト文庫はISBNが発行順連番じゃなくて、著者順みたい。時々イレギュラーもアリ。
で、よく判らないのでパス。有里さんちぐらいから発行順ISBNリストを再生成してからでないと駄目かな? そういうリストは既にどっかにあるのかな?
富士見ファンタジア文庫とかは最初からそういう絵だったのだから、変遷を見るという話にはそぐわないしなあ。
. 早川文庫SF、ぱっと身では、とりあえず「たったひとつの冴えたやり方」以前に「ジョナサンと宇宙くじら」とかあったみたいだ。
▽吉野家
.
そういえば最終日に食いに行ってみたら並んでたので「並んでまで食うか」と引き返したチキンです。
翌日行くとやっぱり販売してませんでした。「この店は例外に該当、国産牛の店」とかいう怪しげな噂があったのですが噂だけだったみたいです。
で、変わりにカレー丼とか食べてみましたけど食べた気がしません。
やっぱ肉の量かな? 全然肉ないし。
それとも牛でしょうがと七味からしで食べないとやっぱ駄目、という事かもしれません。
□『気まぐれオーフェン1』
某人が読んでるのを見て気になりだしたので。
で、感想。想像以上に薄っぺらかった。
アニメになってるし、見たことは無いけどその絵と歌は知ってたので、
それとの比較になるのだけれど。
1)絵に時代を感じる。絵師さんの年輪というか。
2)話が1巻で完結してる。シリーズものを狙っての展開ではない。これもまた懐かしい感じ。時代の風だ。今なら初巻から設定の大風呂敷でひきまくるもんなあ。
3)あの頃の定型フォーマット、チープさや浅さまでひっくるめて、そんな感じ。
逆にここまで極めるとすごいなあ、というか。
気になるといえば魔法体系のチープさとか。
この話は狂言回し約一名(我侭地人)のみで成立してるのねとか。だいたいこんな奴と延々付きあう奴の気がしれん、そのへんの裏づけは0のまま「そういうもの」としての展開とか。
題:我が呼び声に応えよ獣―魔術士オーフェンはぐれ旅
続:富士見ファンタジア文庫
著:秋田 禎信
符:ISBN4-8291-2564-0
標:富士見ファンタジア文庫
刊:富士見書房
年:1994/05
型:(cm): 148 x 105
頁: 262p
値:¥560
文:「てめえいいかげんフザケタことばっか言ってっと、ローラーでひき殺すぞ。」俺は心地よい眠りから、罵声でたたき起こされた。俺の名はオーフェン。本業は魔術士だが、副業でモグリの金貸しなんぞやっている。罵声の主はボルカンという地人のガキだ。俺から金を借りているくせに、ちっとも返そうとはしやがらない。このガキがどうやら、金儲けの話を見つけてきたらしい。あまり、アテにはできないが、とりあえず奴に言われたとおり盛装して、とある金持ちの屋敷にやって来たのだが…そこで、俺はあいつに出会ったのだ―。期待の新鋭が描く、コミカルでシリアスなハイブリッド・ファンタジー。
□『気まぐれオーフェン2』
で、二巻。
やヴぁいですよ、これは。
ぱらぱらと拾い読み(10p毎ぐらい?)をするだけで一冊のストーリーをほぼ全部把握しました(もしくはした気になった)よ?
ちょっとこれをきちんと読み返すのは苦痛ですよ?
また狂言回し(+そのオマケ=タイトルの)が躁(鬱の逆)になって終わりですよ?
あの時代には、これが、面白かったのだろうなあ……いや、今だって書き様次第だろうけど……
ちなみに「オーフェン」と名乗る由来はもう一巻で消えたはずなのに、まだオーフェンを名乗ってますよ。謎ですよ。
題:我が命にしたがえ機械
続:富士見ファンタジア文庫―魔術士オーフェンはぐれ旅
著:秋田 禎信
符:ISBN4-8291-2585-3
標:富士見ファンタジア文庫
刊:富士見書房
年:1994/09
型:(cm): 148 x 105
頁: 251p
値:¥480
文:水と人の都市、歴史との邂逅点―麗しのアレンハタムへと、再び俺はやってきた。苦い思い出が残るこの街へと…。金貸し魔術士オーフェンの波乱万丈旅日記。噂のハイブリッド・ファンタジー第二弾、期待に応えてついに登場。
2004/2/14(St)
2358/02/14 バロネットでクーデター。 (『サイバーナイトII』山本弘 角川スニーカー文庫) →
□『銀盤カレイドスコープ』
うむ。まいじゃーだ。まいじゃーであったわ。世は満足じゃ。よいでわないかよいでわないか。
微妙に若書きっぽい、というのだろうか? 張られたまま回収されて無いように見える伏線とか、いやそう思わせてしまう多少無理無理な設定というか。
そのへんも含めてなるほどまいじゃーであるなあという感覚。
これ、視点人物を変えて同じ時間軸でもう一度話を語りなおすと、かなり充実したお話になるのではないだろうか、と思った。(回収されない伏線の回収、あるいは無理に見えた設定の説明)
あと読んでて思ったのは、あれ? これ、コバルト文庫じゃないの? という点。思わず表紙を見直してうーんやっぱり集英社スーパーダッシュですかおかしいなあとか思った。
視点主人公は女の子だし、出てくるライバルとか親友も女の子だし(女子高だし)、イレギュラーながらストーリーは恋愛だし。スポ根、という視点でも、この文法は少女系のそれだと思う。少なくとも、明らかに少年漫画系のそれの文法ではないように思う。
(だって、才能のある女の子が居て、豪宅に寄宿してて、男性のコーチが居て、……ねえ? こうして数え上げてるだけで……)
フィギュアという題材からも、このへんの設定からも、連想したのは、ええと、あれ、「おいしい関係」の人(少女漫画屋さん?)の書いてたスケート漫画。
で、そのへんからも、こう、登場人物らの心の動きや実際の挙動について微妙にブレる(説得力無く動く、喋る)あたりが気になる。(先の微妙な若書き発言に繋がる)
まあ、そういうもの、見えないところで皆色々悩んでて、それが噴き出すとそうなるのよ、って事なのか。いやでもそれじゃわかんないです。
あと売り線としてそうですかーメイドさん(ウェイトレスさん)ですかーそれを表紙にもってくるんですかーなるほどーそう売るんですねーへぇーほぉーふぅーんとか。
で、そのへんは以前に売られてた1,2を読んだ後でも、最近出された3を読んだ後でも感覚が変わらない。むしろ強くなった感じ。ネタバレになるから、例えばあそこのどれが気になるとかここでは名指しで指定できないのだけど。……それともそのへんは4に繋げる伏線? かもね。あとがきでも4は書きたいって言ってるし作者の人。
んで、やっぱり百合路線ですかねえ。
題:銀盤カレイドスコープ〈vol.1〉ショート・プログラム:Road to dream
続:集英社スーパーダッシュ文庫
著:海原 零
訳:鈴平 ひろ イラスト
符:ISBN4-08-630132-6
標:集英社スーパーダッシュ文庫
刊:集英社
年:2003.6
型:(cm): 148 x 105
頁: 283p
値:¥571
文:私の名前は桜野タズサ。16歳のフィギュアスケーター。期待の実力派のはずなんだけど、どうも試合で結果が出せず、おまけにとっても嫌われ者。多分、このイヤミなほどの美貌のせいね。そんなこんなでトリノ五輪の代表切符が遠ざかっていた、ある日…よりによって『幽霊』に取り憑かれた。ねえ、ちょっと!こんなベタな展開ってアリなの!?第2回スーパーダッシュ小説新人賞、大賞受賞作。
題:銀盤カレイドスコープ〈vol.2〉フリー・プログラム:Winner takes all?
続:集英社スーパーダッシュ文庫
著:海原 零
訳:鈴平 ひろ イラスト
符:ISBN4-08-630133-4
標:集英社スーパーダッシュ文庫
刊:集英社
年:2003.6
型:(cm): 148 x 105
頁: 286p
値:¥571
文:人呼んで『氷上の悪夢』。減らず口プリンセス、フィギュアスケーター桜野タズサ。圧倒的な逆風の下、勝利をつかむためならば、クールを気取っちゃいられない。桜野革命発動以降、ある時はお茶目なウエイトレス。またある時は…?史上最凶ヒロイン(幽霊付き)タズサの百花繚乱イリュージョンで、どいつもこいつも黙らせてやろーじゃないのっ!第2回スーパーダッシュ小説新人賞、大賞受賞作。
題:銀盤カレイドスコープ〈vol.3〉ペア・プログラム:So shy too‐too princess
続:集英社スーパーダッシュ文庫
著:海原 零
訳:鈴平ひろ イラスト
符:ISBN4-08-630167-9
標:集英社スーパーダッシュ文庫
刊:集英社
年:2004.1
型:(cm): 148 x 105
頁: 287p
値:¥590
文:えっ?孤高のプリンセスフィギュア・桜野タズサがペア転向?私が生身の♂(ボーヤ、二枚目)と!?あ、ありえない!誰がそんなバカなことを…って、言い出しっぺはこの私。理由はさておき、私に不可能はない…なんてタカをくくってたんだけど、いざ蓋を開けてみたら、怖いわ難しいわ照れくさいわ…しかも、あの女のせいで引くに引けなくなっちゃって―もう、パニック寸前!!どうすればいいのっ。
2004/2/15(Sn)
▽
.
最近のマイブームは、「ネットでの人気に押されて本を買ってみる」事。
そういう訳で「ウェブログ・ハンドブック」を手にとって見た訳です。
で、今「まえがき」読んでるんですが、
ウェブロガーは強い主張を持つ人達であり、
cite( ウェブログ・ハンドブック, ISBN4-8399-1107-X ,p4 )
.
あ、違う。
と、いきなり思い知らされたのでした。
こうなるとやっぱウェブログとウェブ日記は別ですね。散々言われている事ですけど。
温度差がありますねえ。あるいは文化の差が。
.
まず主張ありき。そして読者ありき。何かを訴えるためにウェブを求め、その為の仕組みとしてのCGIやTrackBackがある。
それがウェブログの在り方なのでしょう。
.
主張無し。読者は居るかどうか判らない。訴えるというよりは鼻歌を歌うように、風の音のようにただ放つ。仕組みが工夫を凝らしたものになるのは単に遊び、目的が手段化してるだけ。
それがウェブ日記だと思います。
.
耳を澄ませば、聞こえてくる、ようなやりとり。
聞こえないならボリュームを上げればいいじゃん、指向性メガホンを用意するよ、というのはなんだか私的にダウト。
. というわけでブログに色眼鏡は変わらないのでした。ブ日記万歳。
▽XREA
.
ようこそ。って私がいう話じゃないか。
そういえば、XREAはcronもOKにいつの間にかなっているようですね。
すごいぜ。うまく使えれば便利だぜ。
2004/2/16(Mn)
▽nDiaryっぽい
.
でたまかだからどうという訳ではないのですが、
いちせさん宅にてnDiaryの話題。
そうか、いちせさん宅はnDiaryではなかったのか。初見でそれっぽいんだけど違うのかなと思ってたんだけど違ってたのですか。
更にそこから巡って。
jamanoさんとこはnDiaryですね。
nDiaryとtDiaryってどっちが祖なんだろう。私が知ったのはn→tなので、nが祖だと思ってたんだけど。それとも全然関係なく同時に別途発生っていうところなのかな。
. nDiaryってどんなの・なにができるのって知るのにはnDiary Antenna巡りがいいと思った。今250ですか。
.
で、
「nDiaryは難易度が高い」
のかあ、そうかあ。と思った。
……そうだよな、新フィルタ・新プラグインの作成は初見じゃ無理だよな。
そのインストールも何も知らない側からだと大変かもしれないなあ。
うーん。ふーん。
じゃあ、Sampleみたいなのをもっと沢山用意すると、使う人が増えるのかな? と思った。tDiary-theme-collectionみたいな感じで。
・サイドバーを使ったblog風景色+そのサイドバーの中のあれこれプラグイン
・カテゴリ分け工夫(有里さんプラグイン)
・10個ぐらいのCSSファイルとその差し替え表示
ぐらいを最初からきっちりSample提示してれば、かなり多くの人が転ぶ?
. まあ、考えるとそれって、「やつらに出来る事はこっちでもできる」を証明する為のプライドみたいなところがあるんだけど。そんなんしたら結局「ツールなんて好きでいいのよ。所詮日記だし。表示一緒じゃん」という微妙に空しいというか空回りというかな感覚が伴うし。
.
うじゃうじゃ。
未結論。
2004/2/17(Te)
□『遥かなる光』
へえ。
一人の青年画家の青春と死。
という訳で、いかにもエリザベス・A・リン(アラン史略の作者)らしいお話でした。
この個性は際立っているでしょう。良い悪い以前に、これだけ「ああこれはリンの書いたお話だ」と思わせる個性は普通は無い。
静かに流れる時間、だからと言って平らな訳ではない激情。
熱も冒険もありながら、メトロノームが刻むように時間が、ステップが刻まれて終末に進む物語。
日本風の味。全ては巡っている、攻めと受けがあって一体となるそんな禅の様な姿勢。
そして男女の壁など無く恋人として認め合い、あるいはその後に友情として認め合う人と人の繋がり。
お話としてはうーん別になんもなかったよ、みたいな感じの全体。
どこがいいと強烈に押す点が無いにも関わらず、一服の清涼剤として、あるいは風景画として、お薦めしたい。そんな感じの一冊。
2004/2/20(Fr)
▽
.
「クリスタル・シンガー」
「キラシャンドラ」
と再読。
はじめて読んだあの時とも、
数年前に読み返してたあの時とも、
読み味が違うのがなんかあれーという感じだった。
ちょっと人生拗ねてるなあ。
.
主人公の展開が「調子良過ぎる」という、こう、願望充足小説にしても安易なんじゃあ的視点。
「クリスタル・シンガー」はもっとランゼッキとべたべたしまくる話だったのに、また、職業的苦労の怒涛の積み重ねによるサクセス・ストーリーだったのに、違った。(違うのは記憶の方、読み方の方な訳だが)
結構我侭なお姉さんが不条理に良い目を見る話になってた(笑)
続けて「キラシャンドラ」を読むともうランゼッキの不憫な事不憫な事!
同様に銀河狭しと振り回されるトラグの不憫な事!
続巻がもしでたらラルスも捨てられるのだろうなあと思うと不憫で不憫で(笑)
. それでもしまいまで読んでるあたり、好きなんでしょうなあ。
題:クリスタル・シンガー
続:ハヤカワ文庫 SF (575)
著:アン・マキャフリイ
訳:浅羽 莢子
符:ISBN4-15-010575-8
標:ハヤカワ文庫 SF
刊:早川書房
年:1984/10
型:(cm): 16
頁: 417p
値:¥621
題:キラシャンドラ
続:ハヤカワ文庫 SF (742)
著:アン・マキャフリイ
訳:浅羽 莢子
符:ISBN4-15-010742-4
標:ハヤカワ文庫 SF
刊:早川書房
年:1987/10
型:(cm): 16
頁: 468p
値:¥800
文:憧れのクリスタルシンガーとなったキラシャンドラ・リーは、マッハ嵐でクリスタル採掘権のあった山を破壊され、過越の嵐の間、ボーリィブランから脱出するためのクレジットを稼げなくなってしまった。『クリスタル・シンガー』の続編登場!
2004/2/21(St)
□『鬼麿斬人剣』
某読みたい! で某丁さんがお薦めの本で、作者が「一夢庵風流記」の人なので。
一夢庵再びという感じで大変楽しめました。時代小説という事や、短篇繋がりという事で、黄色い背表紙のあの人の本とかも思い出しました。
で、昨日の読書では微妙に足りなかった職人魂成分を吸収したり。
で、鬼って字とか、刀鍛冶って、なんかそんな漫画今どっかで連載してませんでしたっけ?
一夢庵と一緒で、原作で漫画化? 違うか。話全然違うようにも思うな。
いや、それを言うと一夢庵もそうだけどさ。
題:鬼麿斬人剣
続:新潮文庫
著:隆 慶一郎
符:ISBN4-10-117412-1
標:新潮文庫
刊:新潮社
年:1990/04
型:(cm): 148 x 105
頁: 358p
値:¥514
文:山中に捨てられ、長じて名刀工・源清麿に師事した巨躯の野人・鬼麿は、亡き師が心ならずも遺した数打ちの駄刀を諸国に捜し、折り捨てる旅に出た。試し剣術独特の構えから繰り出されるその長刀は、人も刀も石をも鉄も瞬時に切り裂く。中山道、野麦街道、丹波路、山陰道と、師の足跡を追い、女を惹きつけ、伊賀者に追われつつ、異色のヒーローが繰り広げる斬人剣八番勝負。
□『ブラック・キャット』
いやあ、どこかでだれかも言ってましたが、「あまりにも新井素子らしい」っつーか、この人はこれしか書けないというか、
男のキャラも、そして女のキャラもね。
激甘の展開でがっちり決めてくれました+一抹の秋風で〆てくれました。
ライトノベルの絵の変遷も楽しめましたよ? 表紙ももちろんですが、中の絵も、どんどん時代と共に流れていって。
あ、でも、最新刊の中の絵はちょっと面白かった。だって、イラストの人の名前が、ねえ?
ちなみにあの絵をみた時、あれ、遠藤さん? コバルトの挿絵なんかしてるの? って思っちゃったんですが。
題:ブラックキャット (1)
続:集英社文庫―コバルト・シリーズ
著:新井 素子
符:ISBN4-08-610630-2
標:集英社文庫
刊:集英社
年:1984.1
型:(cm): 15
頁: 238p
値:¥476
題:ブラック・キャット (2)
続:集英社文庫―コバルト・シリーズ
著:新井 素子
符:ISBN4-08-610777-5
標:集英社文庫 コバルト・シリーズ
刊:集英社
年:1985.9
型:(cm): 16
頁: 305p
値:¥533
題:キャスリング〈前編〉
続:コバルト文庫―ブラックキャット
著:新井 素子
符:ISBN4-08-614016-0
標:コバルト文庫
刊:集英社
年:1994.12
型:(cm): 148 x 105
頁: 210p
値:¥438
文:あたし〈ブラック・キャット〉の仲間の広瀬千秋。サティ王国のララベス王妃のネックレスを狙うため、猛練習の毎日。やがて、ララベス王妃がダイヤのネックレス"海の涙"を持って来日。どうもキャットとララベス妃、宿命の対決をする雰囲気。そして、キャットや黒木明拓の正体もやっと明かされて…。なにがなんでも、キャットのためにネックレス剥奪作戦を完成させなくちゃ。
題:キャスリング〈後編〉
続:コバルト文庫―ブラック・キャット
著:新井 素子
符:ISBN4-08-614017-9
標:コバルト文庫
刊:集英社
年:1994.12
型:(cm): 148 x 105
頁: 258p
値:¥495
文:ララベス王妃の挑戦状に応えて王妃のネックレスを奪うため、ブラック・キャットの三人は王妃が出席する厳戒警備中のチャリティ・コンサート会場に、難なく潜入。三人は予定の作戦通りに行動し、明拓により場内のすべての照明が消された。悲鳴や叫び声が飛びかう混乱の闇の中、あっという間に、ララベス妃のネックレスは奪われていた…。他に、『星へ行く船』番外編『αだより』を併録。
題:チェックメイト〈前編〉―ブラック・キャット〈4〉
続:コバルト文庫
著:新井 素子
符:ISBN4-08-600361-9
標:コバルト文庫
刊:集英社
年:2004.1
型:(cm): 148 x 105
頁: 258p
値:¥495
文:ララベス妃“海の涙”強奪事件が終わった今もアジトを動かないキャットと明拓。こんなことはかつてなかったはず。今では家族のように暮らす広瀬千秋は二人が誰かを待っているのではと思い始めたのだけれど…。その頃、アメリカから日本に向かって動き出していた一人の男とは―!?伝説のピカレスク・ロマン、『ブラック・キャット』シリーズ最新作。
題:チェックメイト 後編 コバルト文庫 あ 2-17 ブラックキャット 4
著:新井 素子
符:ISBN4-08-600362-7
標:コバルト文庫
刊:集英社
年:2004.1
型:(cm): 148 x 105
頁: 284p
値:¥514
文:家政婦・田原忍に出会って挨拶してしまい、やむなく髭を剃り落とした明拓とともに岸和田美術館に下見に現れた広瀬千秋。絵画を盗むべく侵入しようとしたら、そこには長期休暇を取った私服の刑事・山崎ひろふみがいた。互いのいちばん大切な人を守るため、メンバーとあのひとの命懸けの戦いが始まる―!!果してキャットたちの未来は?素子ワールド炸裂の感動の最新作、終幕へ。
▽「小説家を見つけたら」
.
を見る。
うわっしっとり!
アメリカーな映画、ハリウッドーな映画ならこうは〆まい、という〆方をしてくれました。最近そんなのしか見てなかったから新鮮。
2004/2/22(Sn)
▽「ストラトス4」
.
を観たよ。
表面は乳と尻とパンチラで、
中身は学園天国でした。
もう少し古き良き時代のSFチックに攻めて欲しかったかな? ネタとしては既に陳腐なのだから、そこに込められるテーマ性や見せ方に工夫が欲しかった。
タイトルのストラトスがほぼ無意味で残念だったり。
□『スター・ダックス』
コン・ゲームだー。パワー・ゲームだー。
というか、半落ちこぼれ(犯罪者)らによる特殊技能チーム戦だー。
わーい。
「銀河お騒がせ中隊!」とかを思わせる感じ。
特に気に入ったのはギャングチームとかねえ。義理人情だよ、いいねえ。あと、じっちゃんの「師匠が弟子に絶対に教えてはいけない事」とかねえ。
(でもそれ詐欺師で実行するのは無理なんじゃと思うんだけど。)
ハッカーが椅子に座ってるだけで全然以後登場しないあたりとかが寂しいかな?
あと、草上さんが書く「女性」っていまいちピンとこなかったんだけど、これでピンと来たかも。色っぽいし、気立てはいいし、ま微妙に薄っぺらい気もするんだけどええねーちゃんやー。
題:スター・ダックス
続:ソノラマノベルス
著:草上 仁
符:ISBN4-257-01058-4
標:ソノラマノベルス
刊:朝日ソノラマ
年:2003/12
型:(cm): 18
頁: 375p
値:¥1,238
文:師匠の裏切りで警察に追われることになった詐欺師のショウが逃げ込んだ惑星には、国家が認めた「職業犯罪者」が存在していた-? 国家公認の犯罪ドリームチームの活躍を描く、痛快SFコン・ゲーム小説。
. おまけ。
題:銀河おさわがせ中隊
続:ハヤカワ文庫SF
著:ロバート アスプリン
訳:斎藤 伯好
符:ISBN4-15-010961-3
標:ハヤカワ文庫 SF
刊:早川書房
年:1992/02
型:(cm): 148 x 105
頁: 393p
値:¥720
文:銀河最大の兵器会社の御曹司で億万長者、そのうえ宇宙軍中尉のウィラード・フール。そのフールはとんでもないドジをふみ、罰として辺境惑星に駐留するオメガ中隊指揮官に任ぜられてしまった。オメガ中隊―それは宇宙軍の落ちこぼれの吹きだまり。このはみだし連中を立派な兵士にしてやる。思いたったが百年め。鋭い頭脳と豊富な財力にモノをいわせたフールの大活躍が始まった…。爆笑の痛快ユーモア・ミリタリーSF。
題:銀河おさわがせパラダイス
続:ハヤカワ文庫SF
著:ロバート アスプリン
訳:斉藤 伯好
符:ISBN4-15-011022-0
標:ハヤカワ文庫 SF
刊:早川書房
年:1993/06
型:(cm): 148 x 105
頁: 415p
値:¥720
文:億万長者で宇宙軍大尉でもあるウィラード・フール率いるオメガ中隊は、強力なチームワークと型やぶりな作戦が売り物。そんな彼らに課せられた次なる任務は、なんと開業したばかりのカジノ〈ファット・チャンス〉の警備。楽な仕事かと思いきや、フタを開けてみたら数々の落とし穴が…。個性派ぞろいの中隊員をしたがえて、フール中隊長が持ち前の知力と財力でまたもや大活躍。必笑の痛快ユーモア・ミリタリーSF第2弾。
題:銀河おさわがせマネー
続:ハヤカワ文庫SF
著:ロバート・L. アスプリン ピーター・J. ヘック
訳:斉藤 伯好
符:ISBN4-15-011310-6
標:ハヤカワ文庫 SF
刊:早川書房
年:2000/05
型:(cm): 148 x 105
頁: 472p
値:¥820
文:銀河で十指に入る大富豪、ウィラード・フール大尉率いるオメガ中隊。宇宙軍きってのチームワークと型破りを誇る中隊が、今回迎えた新入隊員はなんと、ネコ型星人とトカゲ型星人!?みなで向かうは次なる任地、遊園地だらけの惑星ランドール。この星とフールの間には、実は深い因縁が…おなじみ個性派メンバーに、新たなメンツもしたがえて、フール中隊長の知力と財力がますます冴える!爆笑のユーモア・ミリタリーSF。
題:銀河おさわがせアンドロイド
続:ハヤカワ文庫SF
著:ロバート アスプリン ピーター・J. ヘック
訳:斉藤 伯好
符:ISBN4-15-011388-2
標:ハヤカワ文庫 SF
刊:早川書房
年:2002/01
型:(cm): 148 x 105
頁: 510p
値:¥860
文:億万長者の宇宙軍大尉ウィラード・フール率いるオメガ中隊は、宇宙軍きってのチームワークと型やぶりな作戦で鳴らす、はみだし者部隊。姿の見えない敵に侵略され対策がとれずに困惑するゼノビア星が、そんな彼らを軍事顧問として招きたいといってきた。勇躍、ゼノビアに乗りこんだオメガ中隊だったが、そこにフールそっくりのアンドロイドがまぎれこみ、隊員たちは大混乱に…おなじみメンバー大活躍の痛快ユーモアSF。
2004/2/23(Mn)
□『凶眼リューク 黒真珠の瞳』
草上さんがどんな”本格ファンタジー”を書くんだろうと思ってたら、あははは。
いかにも”らしい”話でした。
まず、設定をたくっぽい点。というか、綿密に資料集めして知識を持ってるなあというか。ゴブリンからエルフまで揃ってる訳ですが、その種族的特長というか、まあ、ファンタジー好きならクスリとくるんじゃないでしょうか。最近「指輪物語」があった事ですし。そう、単なるラノベでのファンタジーじゃなくて、あっちの血が入ってる緻密なファンタジーな雰囲気があります。
で、微妙に恋愛をトッピングしてるんだけど、その恋愛がトッピング以上でなくて。
しかも王道の超能力とかヒロイックな主人公でなくて、むしろ結構ヘタレ気味な主人公で。ていうか、基本的にこの人はホームズですよ。地道に足と観察で真実に迫る、みたいな。というわけで、どんでん返しとか推理とか来る訳で、
いやあ、そういう訳でなるほどなー草上さんだーというファンタジーになってるのでした。
でもこれ、そういう訳で、帯で、こう、なんていうか、騙してないけど騙してるよー。という気になるなあ。草上さんだもんなあ。
題:黒真珠の瞳―凶眼リューク
続:EXノベルズ
著:草上 仁
符:ISBN4-7575-1132-9
標:EX novels
刊:スクウェアエニックス
年:2004/01
型:(cm): 18
頁: 334p
値:¥940
文:「相手の心を読む」と噂される腕利きの探し屋・リューク。ある日、リュークのもとにエルフの奥方が、奇妙な依頼をしてきた。ファンタジー世界に流れる、タフで優しい男たちのエレジー。
□『世界で一番優しい機械』
女の子(病人)と女の子(刺客)と女の子(看護婦)と女の子(機械)と男の人(医者)のお話。
と、こう書くとハーレム物語だな。
シンプルにライトノベルでシンプルに人工知能なお話。
相手がA.I.とくるとまあ、それだけで許可。な私な訳ですが。
どうせ結末でこう来るなら「未来の二つの顔」じゃ駄目なの? とか思ったりもする。
また、そのあたりを全部放置で済ましてるお米の国の感触も微妙。
登場人物らで一番好きなのが実は時計の人かもだったりとか。あるいは兎ぐるみぐらいかも。
なんかどっか寄ってるなあ。
あ、ブラックジャック御大が出てきた(笑)のもポイント高いかな。
更にA.I.好きとして文句を言うと、人工知能が人工知能臭くないあたりが微妙に気になるかな。そこ、突っ込んでもっと”エイリアン”を描いて欲しかった気がする。
題:世界で一番優しい機械 〜SOFT MACHINE〜
続:EXノベルズ
著:榊 一郎
訳:水上カオリ イラスト
符:ISBN4-7575-1095-0
標:EX novels
刊:スクウェア・エニックス
年:2004/01/23
型:(cm): 18
頁: 267p
値:¥800
文:榊一郎 書き下ろし新作登場!! 〜あらすじ〜 舞台は近未来の日本、とある大型病院。 人間と同様の精神性を備えるに至った奇跡の医療用AI、 「キャロル」は、ある日運び込まれてきた昏睡状態の患者 について不審に思う。その少女のプロフィールは完全に 空白、しかも担当の医師達は治療と称して栄養剤を投与 するのみだった。 やがてキャロルは昏睡する少女に隠された真実を知る……。 「兵器開発会社ノースリバー社」。「実験体」。 やがて襲い来る暗殺者達。「切り裂く者」。「マスカレード」。 キャロルと担当医滝織は、少女を守り抜けるのか?
▽Ruby-mswin32 サーチパス
ところでmswin32[dm4lab.to]をインストールするとライブラリサーチパスってどうなるんだろう?
cite( wakaさんち )
. ruby-1.6.8をC:\rubyぐらいで突っ込んだ場合
C:\ruby\lib\ruby\site_ruby\1.6\
.
ぐらいになってるみたいですよ。
というか、環境変数でc:\ruby\binにパスを通したら、
c:\ruby\bin\rubyが相対で..\lib\以下は全部チェック、
みたいになってるんじゃないかなーと思う。
.
補記。
よってOgoさんは、
ASINしか使わないと心に決める手段の他に、
ruby-1.8.0を入れるという手段の他に、
yaml関連ライブラリをC:\ruby\lib\ruby\site_ruby\1.6\にコピるという方法があると思うのでした。
.
yamlはwakaさんちの2004/1/27日記でポインタが指してあるので、多分、
そこのdownloadから塊を取ってきて解凍して、ruby/libとかのあたりをごそっと上記DIRにコピーする。
別に手動でコピーしなくても、install.rbがあるみたいなので、ruby install.rbでよろしくやってくれるかも。
2004/2/24(Te)
▽このラノベがすごい!
.
「YAが読みたい!」もあるのだろう。
私はこのネタは徹底してパロディとするところに面白味(の一部)があると思うので、
最終的には縦書きのPDFまで用意していただきたい。
んでそれを印刷代ぐらいで某祭典で売るとかね。
当然中身もパロディを極め、上位に来た作家さん(のファン)3名による座談会だとか、誰かの作った2次元のラノベマップとかがあるのだ。絶対。
. 上記微修正と追記。
.
んで、25日になってみると、上に書いた方向では無い方向で進んで行くようだ。
・♂♀分ける
・規定が5冊で無い、というか全体的にゆるゆる、むしろ規制緩和して楽しもう!
・アンケートとかはもう2chであるから要らない
というとこらしい。アンケートの集計大変だからやらない、ってのはどうなんだろ。どうせCGIなんだから集計なんて自動でしょうとは思う。無効票の扱いは切捨てで。
. ところで、リストにISBNが付いて無いぞ! と、そこだけ寂しい。ISBNがあると色々いたずらができて楽しいと思うのだが。
▽R.O.D
.
あ、そうか。唐突に悟った。
OVAのラストの「妹をお願い」ってのは、二人のナンシーのもう片方を指してたのか。
水に浮いて死亡したとてっきりはっきり思っていたよ。死んでなかったのね。
. という訳で、R.O.D the TVでは、今後出てきたナンシーさんが右利きか左利きかを検証して、この悟りの成否を確認したいのであった。
. あと、読子の想い人ドニーの「こんな姿」予想。多分私は○○がそうなんじゃないかなーと想うのですがどうでしょうか、キャシャーンっぽく。あるいは鉄人28号っぽく。
. それから紙使いズの秘密。読仙社のにいちゃんが黒髪青眼だった、そして読子も同じである事から推定(いや確か小説では黒眼だったと想うけど、theTVでは蒼く塗ってあるっぽい?)して○○とかって事じゃないのかなーと想うのだがどうでしょうか。
2004/2/25(We)
□『タクラマカン』
塵クジラ読んだし、SFマガジンでお薦めされてたし、じゃあ読むかなあと思って。
でも、結論、やっぱおいらとサイバーパンクはあんまり相性良く無いね。
かろうじて判るのは招き猫。タクラマカンも判るけど、オチのつける行く末とかがイマイチ趣味じゃない。あと、クラゲというギミックは好き。
でも、他のはサパーリですよ。
話の作り方や、起承転結の在り方とか、そのへんの「物語」としての展開からもうついていけてない感じ。何がやりたいのか訴えたいのかわかんないというか。アナーキーってのはそんなもんですかそうですかじゃあそれまでですねというか。
根本的に、登場人物らは皆かしこくない、頭悪い、あまりに刹那で衝動的で浅い、そういう風に見える。それがリアルに通じるのでなく、単なるドラッグ決めてる馬鹿ばっか、という風に思える。それがリアルに感じれるとそれはそれでかなり悲しい現実だし。
また、だから人生は祭りだ、という風にも取れない。プチっと産まれてプチッと潰れる、みたいに読める。
スタイリッシュとか、そんなのも見えないなあ。私にセンスがないだけかもしれないけど、そこを削って後には何も残らないというのもアレだと思う。(あるいは翻訳の文体が合うか合わないかという事かもだ。)
テクノロジー(ドラッグ)の溢れ出した未来。でも人間は進化もせず意識改革もせず、むしろ幼稚になりつつあるかもしれない未来。まるで現実を彷彿とさせるその未来。
その未来で右往左往する人々、浮遊する人々を書いた群像集。
その未来センスにビッと来る人は好きだろうけど、そうでない人には無意味な、そんな作家であり作品であると思う。
ディックに似てるよね、ぐらいしか感想が出てこないなあ。うーん。
今bk1の書評なぞチェックしてみたのだが、
冬樹蛉さんのbk1書評なんかが、私の感触に近いかもしれない。もっとも、冬樹さんは私みたいにうーんといわずにきっちり絶賛している。
ただ、この感覚、”中景”という感覚が非常に判る。
ただ、私にはその中景というサイズが、あるいは書き出された景色の色合いが、それ程魅力的に映らなかった、というところだ。
題:タクラマカン
続:ハヤカワ文庫SF
著:ブルース スターリング
訳:小川 隆 大森 望
符:ISBN4-15-011341-6
標:ハヤカワ文庫 SF
刊:早川書房
年:2001/01
型:(cm): 148 x 105
頁: 442p
値:¥800
文:タクラマカン砂漠に発見された、秘密宇宙基地と推測される巨大施設―軍に雇われたふたりの登山家が潜入偵察におもむいたその場所には、自己進化を続ける奇怪なロボットの群れ、そして巨大な陰謀が待ち受けていた…ヒューゴー賞、ローカス賞の二冠に輝く表題作ほか、同じ世界を舞台にした「ディープ・エディ」「自転車修理人」など、俊英スターリングが近未来の社会を比類なき想像力で描きだした七篇を収録する傑作集。
2004/2/26(Th)傷ついた脚を休ませるぐらいならたった一歩でもここから進め
▽
.
仕事してました。
なんか最近真面目だぞ! おかしいですよ!
つうかなんですかこの積み具合は。へろへろ。
やってもやっても終わらない感じ。こんなのよりやりたい仕事、やらなあかん仕事があるというのに。
邪魔されてる、という感覚。
▽各文庫のISBN付リスト?
.
ってどっかにないですかね? 2003〜2004年にかけてで。
ばっとISBN連番で見てみたけど、
ファミ通文庫とかは漫画とかごっちゃになってるし、
角川スニーカーは著者別にコード振ってるので通番じゃ判らない。
2004/2/27(Fr)
□『プラテネス 4』
漫画。
うーん?
切れ味が。いまいち。息切れして終了したのかな?
雑誌でパラパラ見てたから感動が薄いのかもしれない。
ネットの評判を見ると
・通読する事
・博愛と愛を間違えない事
をキーとするとなかなかに納得できるらしい。
とりあえず姉御ラブ。姉御のバイクラブ。
題:プラネテス 4 (4)
続:モーニングKC
著:幸村 誠
符:ISBN4-06-328937-0
標:モーニングKC
刊:講談社
年:2004.2
型:/
頁:325p
値:¥667
文:SFニュースタンダード登場!400万年を経て人は地上より飛び立った。この宙(そら)は人の強さを試す。「プラネテス」最新4巻登場!
□『天使の顔写真』
するっと。
そこまで私に訴えるものはない、かな。大判で読んでたなら絵に背筋が寒くなる瞬間があったかもしれない。文庫だと迫力はそれ程無い。
題:天使の顔写真
続:ハヤカワ文庫 JA
著:森脇 真末味
符:ISBN4-15-030750-4
標:ハヤカワ文庫 JA
刊:早川書房
年:2004/02/10
型:(cm): 16
頁: 364p
値:¥800
文:表題作をはじめ、「錆色ロボット」「ナビゲータから一言」と作品集初収録作品や、新井素子原作「週に一度のお食事を」ほか、「空色冷蔵庫」「トライアングル」「サカナカナ」「鏡の前のポダルゲー」「山羊の頭のSOUP」と、悩める人間たちを笑い飛ばす、奇想に満ちた、森脇真末味のSFファンタジー作品をここに集大成。
□『R.O.D 9』
表紙の絵の塗りが変わった? 表紙といえばナンシーさんが卑怯。つうかええんですかねえ。ええんでしょうけど。
話の中身はあんまり進展せず。妖怪ヤングメンの紹介とか。過去の追憶とか。で、キャラとかにかなり無理があるなあとも思いつつ。はやいとこ展開してくれー。
このあたりはマルチメディア展開であっちこっち「ズレて」きてるあたりにもちぐはぐ感の理由があるだろうなあ。どのメディアでもちょっとずつキャラの造型が変わってて、それに引きずられるというか。
□『パートタイム・プリンセス』
「とある推進委員会」で推されていたので読みました。
なるほどまいじゃー。
微妙に若書きっぽいのは、スピード感や登場人物らのもどかしさ(状況)を訴える為の意図されたものなのか、頁数の制約によるものなのか。
キャラの性格や配置が都合よすぎるように感じる点とか、陰謀のどんでん返しの薄さとか。そのへんも気になりますね。というわけで、めじゃーじゃなくてまいじゃーな訳ですな。
あと痛烈に読みたいと思ったのは、主人公の分の書簡も、お姫様と同様に書いていて欲しかった、という事。深み(あるいは感情移入)が出て面白かったんじゃないかなあと思う。
今同じ話をもう一度書いたら、CCDカメラでビデオメールとかになるのかなあ。
他。絵の人遺憾ではまた違った雰囲気のお話として読めそう。このへんはラノベならではの感触ですね。
で、現時点でこれの2巻はbk1にはない。3巻はあるのに。なんだこりゃ。
とりあえず2をみてみたいですね。この後どう話を継いでいくんだろう。綺麗に終わってる気がするんだが。
題:パートタイムプリンセス
続:MF文庫J
著:神代 創
訳:山田 秋太郎 画
符:ISBN4-8401-0632-0
標:MF文庫J
刊:メディアファクトリー
年:2002/09
型:(cm): 148 x 105
頁: 261p
値:¥580
文:主人公の拓也は、どこにでもいるフツーの高校生。ある日、授業中に突然のめまいに襲われて以来、異世界の王女・リアンと精神がたびたび入れ替わるようになってしまった!生まれも育ちも、そして性別さえも違う二人。しかし、互いに書き置きで連絡を取り合い、徐々に理解を深めていく。同じころ、リアンの国では陰謀が渦を巻き始め、王室にも暗雲が迫る!どうする拓也!?…そうだ、リアンを守るんだ。
□『ブレイク・エイジEX ロアゾオ・ブルー6』
ついに桐生が出ましたねえ。いやーでもってベンケイで九郎ですよ。まったくもう。この人らはまたですかというかやはりというか。いやもうそれしかないよねっ
で、それ以外の展開としては、もう。
ラブラブ光線ぴぴぴと発射。
あいた口が塞がりませんが塞がらなくていいですどんどんやってください。
話の流れは遅い気がするなあ。もどかしいなあ。とっとと7を出して〆てやって下さい。
題:ブレイク-エイジEXロアゾオ・ブルー 6 (6)
続:ファミ通文庫 392 SPECIAL STORY
著:馬頭ちーめい STUDIOねむ 鍋本ちぇいある
訳:鍋本ちぇいある
符:ISBN4-7577-1748-2
標:ファミ通文庫
刊:エンターブレイン
年:2004.3
型:(cm): 15
頁: 202p
値:¥640
文:苦闘の末にチャックの駆る"ロアゾオ・ブルー/ステルナ"に勝利した明とフォンだったが、その口から明かされた3機目の"ロアゾオ・ブルー"の存在に、2人の関係はぎくしゃく。ついにフォンは、明の側から、DPから離れることを決意する。そんなある日、フォンの前にイーディス社の仁村桐生と名乗る人物が現れ−−。 クライマックスに向かう第6巻! コミックスのキャラも続々登場!!
□『ぺとぺとさん』
こっちも「とある推進委員会」及びあちこちで言及されてたので。
で、なるほどまいじゃーだなあと思った次第。やっぱり微妙に若書きっぽい感じがするんですが?
巻頭の漫画はいいと思った。あれがないと、本文一行目から始められてもよくわかんなかったと思う。
ぬりかべやあかなめや先生に焦点をもう少しあててなんかしてくれると面白いと思った。
あと、なんで主人公があんなにもてもてで(かつにぶい)のかとか謎だった。
それから、あんまり特殊技能が活躍して無いなあと思った。
で、この展開でいくと、むしろ本命は河童でしょう。とか思うのでした。
最初期のぺとのキャラが後半河童に食われてるような。んでぺとは(キャラが被らないように)ぽよよん博愛キャラに移行していったような。そのへんのズレが気になるところ。
河童がんばれよ。書籍タイトルからして勝負は君に不利だぞ。
題:ぺとぺとさん
続:ファミ通文庫
著:木村 航
符:ISBN4-7577-1747-4
標:ファミ通文庫
刊:エンターブレイン
年:2004/02
型:(cm): 15
頁: 285p
値:¥640
文:いとしいものと触れあった肌が「ぺとっ」とくっついてしまう妖怪「ぺとぺとさん」のぺと子。彼女は、人間と妖怪の一環教育を実践するマガ校(大曲垣峠中等教育総合校)に転校してきたばかりの中学二年生。はりきって臨んだ水泳の授業中に、クラスメイトのシンゴとぺとってしまい、スクール水着が脱げなくなって…。カッパの沙原、ぬりかべのぬりちゃん、あかなめの赤沢などなど、かわいい妖怪が続々登場!妖怪と人間たちの、ほのぼの不思議な学園物語。
2004/2/28(St)
2012/02/28 有人火星探査船「オリンポス」出発。 (『宇宙課々付エヴァ・レディ』御米椎 竹書房)
2300/02/28 自由護衛艦の初めての実戦がスターシップ・ライブで放送される。 (『スターシップ・オペレーターズ』水野良 メディアワークス電撃文庫)
新紀元966/02/30 「星外遠征」開始。 (『双星記』荻野目悠樹 角川スニーカー文庫)
23309/02/31 カリブ海上の大型帆船で、クルーズコン開催。 (『天使墜落』上下巻 L.ニーヴン & J.パーネル & M.フリン 創元SF文庫654-08,09)
宇宙暦603/02/35 プリムラ・レナー、惑星ノームのホテルにチェックインする。 (『超人ロック プリムラ編』聖悠紀 青磁ビブロス) →
▽このラノベがすごい! (参照URL: このラノベがすごい!)
▽
.
で、そのあたりをきちんとチェックしようと思うと、「こんな事もあろうかと」日記の本トピックぐらいを見るといいわけです。まあ、再読とか探求書とかのノイズも混じる訳ですが、読み下しながら除いていくのはそこまで手間ではないでしょう。
と思ったらトピック生成に半年ぐらい前に失敗してるみたい。日記の生成やり直ししてからでないとカウントできないか?
.
で、日記を生成しなおして、ざっとタイトル冊数を数えてみました。
+-3冊ぐらいは数えミスがあるとしても
日 | 数 | 新 |
2003.1-3 | 48 | 6 |
2003.4-12 | 59 | 48 |
2004.1-2 | 24 | 17 |
.
という事で、
2003年には100冊クリア。2003年度と言われるとアウト。
リストから50冊というのは、ちょっと判りませんな、照合対象リスト片手で無いと。まあ新刊かなというのを適当にチェックすると一応50冊クリア。
▽
.
「このラノ」? の規定は順調にあがっていっているようだ。
それはそれとして、ISBNリストをぐにぐにしてたり。
既読本を数える為だけでも表紙絵とタイトルとぐらいが組のリストが欲しい。
とりあえずざっとサルベージ。
なんかうまくいってないなあ。
どうやってあのリストって作ったんだろ、できてるんだろう。
.
800冊ぐらいあるみたいですよ?
その中から50冊読んでろ、というのは軽い気もしますがそれはきっと気のせい。
っていうか、その中から5冊を選べって事ですか。
.
絵師とか著者とかでもリストが要るらしいぞ?
シリーズ分けとか?
どうやって作るのだろうか。
▽夢
.
夢の中では私の家は1F(一軒家?)で、ベランダで犬や猫が喧嘩していた。雨の中。
うち一匹がボスとして勝利を収めたらしい、小型犬(ゴールデンレトリバーってやつか?)。これがするっと家の中に入ってくる。何度か追い出したり入れたりしてるうちに別の窓の網戸の破れがみつかったり(ああここから今までも出入りしてたのかな? なんかおやつかっぱわれた事があったろうか)、してるうちにまあいいかという気になり、捕まえて抱いて風呂場行って嫌がるのを泥だらけの脚だけ洗う。このあたりから犬だか猫だか判らなくなる。
で、その猫は相変わらず泰然自若としながらブラブラしており、台所に行くとテーブルに飛び乗り、お碗の暖かい味噌汁を覗き込んだかと思うとするっとその中にダイブ、消えた。チェシャ猫よろしく。
問題はこの味噌汁が呑めるのか、という事だ。ばっちいかもという観点が一つ、また、私の方が呑まれるのではないかという観点が一つ。
隣の母は、こういう事はちょくちょくある、でも人間が呑まれた事は一度もない見た事ない(伝聞)というが、それは反証にはならんでしょうな。
▽黒豆
.
じっちゃんちから貰ってたやつをいい加減料理しようと思った。
煮豆にするぐらいしか食べ方思いつかない。
一晩水につけて強火して沸いてしばらくで弱火して沸いてしばらくで博士鍋で放置プレイ。
.
強火の後でつまみぐいしたら、所詮豆、枝豆と同じような味がしてうまい。それともこれは素材の勝利か、じっちゃんありがとう。
もうこれだけでいいじゃんとかとポリポリ食べてたり。
. まあそれはともかくで、塩と砂糖を多少入れてまた弱火でじっくり……と続きをしないといけないのだがそれはまた今度で。今度っていつだ?
. かるくいってから煮るとか、煮る時は色が大事だから重曹とか古釘とか、アクは取れとか、色々美味しくする為には技があるらしい。がよくわからない。
2004/2/29(Sn)
▽SFマガジン4月号
.
今回も日本人作家の分量が多い。そして結構楽しめた。
特にマルドゥックは、いやあ、奥があるというか裏があるというか、こういう外伝っぽいのとか、重層的で好きな設定(設定? お話?)なのでいい感じ。ただ、ここでこうして書いちゃうともう秋予定3冊は読まなくてもいいやとかならないのか?(笑)
あと、読み終わって振り返ると、山本さんと小川さんが同じネタしてるなあとか。
- 地球スコープ2004 -1
そろそろ邪魔。詞足らず。もう2倍行があったらわびさびが出るのか? - マルドゥック・ヴェロシティ +2
ボイルドの思い出す過去のセグメント群。秋予定新刊の超圧縮版。詞足らずだけどこっちは痺れる。 - 行動原理 +1
イーガン節。好きくない。まあ嫌いでもないので加点。 - 時分割の地獄 +1
いい感じだ。読んでる間は引き込まれた。 - おまかせ! レスキュー 0
まいど通り。 - 海原の用心棒 +1
作者支援の意味を込めて加点。お話自身は中盤流しで特に見るところなし。 - SFまで100000光年 +1
そうか、人は誰しも本物に反応するのだな。安心安心。 - 飛ばされていく行く先 +1
この人雰囲気ええなあ。でもこれ、ネタ本読んでからでないと正確に点を付けれない気がしてきた。 - 新しい元首 +1
いい感じだ。最期の謎解き後半部におけるどんでん返しと、最期の最期の1シーンは強烈。 - 幸せになる箱庭 +2
思考実験から生まれたネタ、という感じ。中盤の問答とか聞いてるとね。で、最小限の書割でキャラ達を浮き出させてて、この人物らが結構ツボだったので重奏ヒット。