2004/6/1(Te)
▽料理
.
掲示板にて御指摘。
そうか、小麦粉がきっちり溶けないのか。了解。
む、ではきっちり溶かしてからなら問題ないのか? 例えば水にといてから沸かす?
片栗粉はそれできっちりなる訳だが、小麦では駄目なのかな、卵みたいに遊離する?
今度やってみよう。
▽プラネテス
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最近ちょくちょくと見てる。最初の数話のドラマっぽいところが抜けてきて、今1x話ぐらいだけど、面白くなってきた。アメリカ忍法ぐらいでぶっちぎれたかな。
宇宙に恋して宇宙で死ぬとか、ルナリアンの女の子かわええとか、宙に浮かぶコンパスとか、その時々で挟まれる無音、あるいは無音の対比として使われるノイズに溢れた船内(あるいはステーション内)、ハキムの名と顔が出てくるタイミング色々、宇宙服納入。
キャラがこなれてきた、あるいは見慣れてきたから違和感がなくなったのかな? パート姉ちゃんが上着脱いだら結構かっけー格好をしてるとかおもろかった。太陽に照らされたらぶにぶにになるデブリの回収で、しっかりタナベはハチより下手くそなあたりとか。
言うと、原作で大好きなジャストミート! の話が、いまいち盛り上げに欠けたかなあと。おいらの脳内上映とはボケ突っ込みのタイミングが半拍ずれてていまいちで、もっと畳み込まないと! もっとキレないと! 違う、ジャストミートの発声はそうじゃない! とか思ってた。
.
あと、OPでハチががんがん走ってこけそうになってでも走るのがかなり好き。
で、それを踏まえてEDを見ると、ちゃりんこダッシュで疲れて座って、そのままバイクに移るのがなにか違和感。あれは、ちゃりんこダッシュで疲れて座って、でもすぐにまた頑張って半立ちで漕ぎ出してからシーンを切り替えるべきではないのか?
.
で、止まらなくなってどんどん見てます。
九太郎の成長があのシーンだけでわかるのかなあとか。
うわっタナベが可愛いよ! 一体なんの間違いだ、恋愛モノになってる!(w
ナマコきたー(w
芸が細かいなあ、ユーリのイベントの時とか、その時々でOPの一部の絵は差し替えてるんだ。
. おお。怒涛の後半戦。
.
で、見終わる。
あー。いい番組だった。
あれだね、隠すのがうまいね。欲しいシーンの7割ぐらいまでしか見せない。
語らせない、語られない部分が、暗部が、はらはらどきどき。
できれば善意に解釈していたい。光が当っていて欲しい。
7割をみせて3割を視聴者に下駄を預ける。その3割は、その一番大事な部分は、貴方次第なのだよ、と。
. ちょっと間をあけてもう一度みたいなあ。3割を読み直す為、埋め直す為に。
2004/6/2(We)
2007/06/02 ポール、リーナに連れられてミトコンドリア型検査を受ける。 (『ミトコンドリア・イヴ』グレッグ・イーガン 所収「祈りの海」早川文庫SF1337)
4004/06/02 ギンヌンガ・ガップ。 (『時の凱歌』ジェイムズ・ブリッシュ 早川文庫SF322) →
2004/6/3(Th)
イシャー王朝紀元4784/06/03 マカリスター記者、武器店に迷い込む。 (『イシャーの武器店』A.E.ヴァン・ヴォークト 創元SF文庫609-02) →
▽洗脳順調
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ふっ。もう引き返せませんな!
ものすごい場当たりでコーディングできて、
Cで挫折したやつもRubyならできそうと言わしめたその文法!
そのうち友人に相談されたら
「CやめてRubyですれ! ほれ、今インスコしてやる、っていうかした」
とかやりだしたり、メールで
「あのね、MSN MessengerのログをHTMLにしてホームページに上げたいんだけど」
「わかた。30分待て。ほれ、Rubyでそういうフィルタ組んだぞ」
「Rubyってなあに?」
「ぐわっ貴様。ええいExerbで実行バイナリを作った今添付したのがそれだ!」
とかやりだしたり、
「久しぶりにCでコードを……ごぉ、動かん! あああ各行毎に;を入れないとあれまだ駄目だああそうか変数宣言にintを要れて……やってれるかあ!」
とか、やるようになるのですよ。
ふふふふふふふ……
▽
.
実は。
あんまり高速検索性とか、同時複数人利用とか、考えなくていいのなら、
SQLベースじゃなくても組めますよ? と言ってみるテスト。
一冊の書誌情報を1つのテキストファイルに格納する、という方向でのDB。
で、そのテキストファイルのフォーマットはまあ適時決めればいいのだし、
RubyだったらYAMLでするかmarshalで突っ込んどくかという荒業が有り得る。
更に後付けで検索性をつけたいならNamazuを導入してそのへんと折半とか。
だったら素直にSQL? いやまあそういう手もあるという事で。
□『でたまか アウトニア王国人類戦記録1』
新章突入新キャラごんごん投入。収拾つくのかな?
女性キャラが増える分にはまあ歓迎(w。眼鏡お姉さま、猫耳、妖精、どんとこい。
今まで背景になってた「おじさん」がこれまた天才肌で表に。
ちなみに、ネットで見た幾つかの感想はあんまり肯定的で無い模様。
まあその感想も判るかな? 私はもう作者のファン、お話のファン、キャラのファンになっちゃったので、展開が云々とか陳腐どうこうとかをすっ飛ばして好きな訳ですが。つくりは粗末といえば粗末
かもしれない。
あと、そうかなるほど、これは「銀英伝」の焼き直しなのだ、ラインハルトじゃなくてヤンを本当の主役にした場合のお話なんだ、と妙に納得したのでした。
収まりの悪い黒髪だしな。相手方は金髪の小僧だったしな。む? すると亜麻色の髪の小僧は……性別を変えてヤンの隣に居るって事?(w
今回は「敵」のスケッチがあやしげだし、お話の展開もかなり唐突? 強引? に思うので、もう2〜3冊読んでから評価、かなあ。
題:アウトニア王国人類戦記録1 でたまか 黄昏落日篇
続:スニーカー文庫
著:鷹見 一幸
符:ISBN4-04-425712-4
標:角川文庫 角川スニーカー文庫
刊:角川書店
年:2004年 06月
型:(cm): 15 x 11
頁: 330p
値:600円 (税込:630円)
文:人類が初めて異種知的生命体に遭遇したその日、悪夢が始まった。一方的に人類を殲滅するエイリアンたち。その前にはマイドさえもが無力。それでも異種生命体の迫る惑星にはメイがいる! 大人気シリーズ興奮の新章!
□『彩雲国物語 1 2』
噂の角川ビーンズ。読みました。
おお。「十二国記」だ。
擬似中華風世界。戦乱で荒れた国。そこにたって収める王。それをサポートする人外の存在。それぞれのキャラクタの背景・過去・想い。強い想い故に間違っていると知りつつも失道を突っ走る敵。
で、それにおキャンな女の子と、ボーイズラブッぷりを突っ込むと完成。
個人的には失道周りがもっと掘り下げられると面白いなあ、と思いつつ続巻を読むと、美青年キャラが続々と追加投入されて、逆ハーレムモードになりつつある様子。む、私の期待とは別方向に走ったか。
でも、この二巻、女性と男性のラヴラヴはほとんどないし。となると、やはりボーイズラブの本質、つまり男性と男性のほのかな含意あるかけあいを楽しむ方向になるのか?(ほのかでないかけあいはちょっと遠慮したい。あんまりそっち方向は強くする予定もなさそうに思うのだが。)
題:彩雲国物語―はじまりの風は紅く
続:角川ビーンズ文庫
著:雪乃 紗衣
符:ISBN4-04-449901-2
標:角川ビーンズ文庫
刊:角川書店
年:2003/10
型:(cm): 15 x 11
頁: 223p
値:¥220
文:あんたはけっこういい王様になると思うの 家柄は最高だけど超びんぼうなお嬢様・紅秀麗(こう・しゅうれい)は、高額報酬につられてへっぽこ王様の教育係に就任するが……。第一回ビーンズ小説賞読者賞・奨励賞W受賞作、満を持して登場!
題:彩雲国物語―黄金の約束
続:角川ビーンズ文庫
著:雪乃 紗衣
訳:由羅カイリ イラスト
符:ISBN4-04-449902-0
標:角川ビーンズ文庫
刊:角川書店
年:2004/02
型:(cm): 15 x 11
頁: 219p
値:438円 (税込:460円)
文:貧乏名門お嬢様・ふたたび王宮に潜入!? 後宮での王様教育でガッポリ稼いだはずのお金を、街の人たちのために遣いきって、貧乏に逆もどりした秀麗。新たな仕事口を探していたら、思わぬ話が舞い込んできて…?話題騒然「彩雲国物語」にいよいよ続編登場! 大人気御礼!!とうとう出ました第2巻! 彩雲国に暑い夏がやってきた。朝廷の諸官は夏バテと超過激勤務で次々とダウン。人手不足を補うため、貧乏街道爆走中の名門紅家のお嬢様・秀麗に助っ人要因のお呼びがかかる。だが外朝は女人禁制、それに春先に求愛を蹴って後宮を辞した手前、城内をウロウロして王様にばったり会ってしまうのもマズイ。仕方なく変装(!?)し、こっそり仕事を始めた秀麗だったが―。絶好調・極彩色ファンタジー、待ってましたの第2弾!
□『彷徨さまよい セルス騒乱記2』
おお。さくさく進んでますよ?
ヒロインはやっぱしかわいかった。まわりの面子はどっきどき。
という描写が心に残ってたり。
世界の謎周りはまだ布石段階で、ほとんど展開されてないなあ。
題:彷徨(さまよい)―セルス騒乱記〈2〉
続:徳間デュアル文庫
著:神代 創
訳:鈴木 理華 画
符:ISBN4-19-905057-4
標:徳間デュアル文庫
刊:徳間書店
年:2001年 06月
型:(cm): 16
頁: 281p
値:¥354
文:少女シア。彼女には精霊が見え、お願いをすることができた…幼い頃に森で拾われてから、平和のなかにあった生活。しかし、それはある日急変した。空から落ちてきた男―金属の箱の中で眠っていた異形の存在ディースの出現によって。突然の兵士の襲撃に、焼け落ちた村。すべてを操っているのは誰なのか。自分の出自を知ろうとするシアの前に、世界をも揺るがす策謀が立ちふさがる。亜人バズファーン、男装の王女レスティア。新たな仲間たちを加え、シアは次の旅に向かう。謎と魅惑の異世界物語、第二弾。
□『砂漠の銀星胡蝶 ホルス・マスター1』
飛ばし読みで。
でも、それで充分ストーリーが判るところがなんともはや。
あんまり真面目に読む気にならんなあ。
まあ、定型って事で。ギャグ寄り。
この作者の人とはあんまり相性がよくないかな? アリアンロッドだっけ、も1巻で止まってるし。
▽久美さんのイリヤの感想
.
冲方丁『まだ見ぬ地平へ』スレッド2の発言7。
(発言毎にリンクが貼れるのか? でもやり方判らない)
. 議論や筋を散逸させそうで怖いので向こうに直接書き込む勇気はない。
. イリヤは好きだし、その感想に不明点を感じたのでここに記しておく。
.
1点。
イリヤに
アザトイまでに達者で、読んでてすっごくおもしろいんだけど、ビミョーな違和感を抱いてしまう
.
というのはなんとなく判る。
同じものかどうかは判らないが同様の感触・感覚を持つ。
.
2点。
だが、判らないのは
どうして「主人公」と「カノジョ」以外の人物をみんな、極度に様式化され戯画化されたリアリティの皆無なタイプ(なるほどこれが「キャラクター」小説のいう「キャラクター」というものなのね!)ばかりにしてしまわれるのか、わたしにはわからなかった
.
というあたり。
・上記1点目の原因を「キャラ」に求めていると読める。
・主人公とヒロイン以外が「キャラ」であると読める。
という部分が私には首肯しかねる。
.
ここで感想内で引き合いにだされる「キャラ」は4人。(に絞っておく)
これを「リアリティの皆無なタイプ」「普通でない」順に並べると、私の評価では
.
1.ヒロイン:UFO綾波(「戦闘メカと一体化している少女」)
2.水前寺先輩:変人
3.保健室先生:「美人だけどガラッパチ」
4.主人公:普通の少年
.
となる。
主人公が普通であるのはわかるとして、ヒロインも「普通(リアリティが十全にある!)」に含めているらしい久美さんの感想が判らない。
私は100%普通の主人公と、100%異常のヒロインを接続する為に、そこそこ普通だったり異常だったりする先輩や先生が居るのだと考える。
.
3点。(ないし2’点)
かかる形容詞が「普通」でなく「極度に様式化され戯画化された」の方だ、と解釈してもまだ納得しない。
主人公と彼女である二人が、
”普通の少年”という”極度に様式化され戯画化された”キャラ。
”戦闘メカ少女”という”極度に様式化され戯画化された”キャラ。
でなくてなんなのだろうか、と。
キャラ/カテゴリー/フォーマットとしてのその人の在り方が問題なのでなく、その後書き込まれるディティール、とでも言うのか、によって、それぞれのキャラは「生きて」くるか、「ただのキャラ」になるかが判れると思う。
既に私は4冊読んだ上で「彼らは生きている」と判断する。
久美さんも感想内で述べているが、一巻だけでなくもうちょっと読んでからなら、久美さんも彼らを「生きて」いると判断するのかもしれない。
.
という事で改めてまとめる。
・「文が達筆すぎる故の違和感」みたいなものには同意。
・「理由はキャラが変だから」という主張に関しては論理破綻していないか? 申し開きを期待する。
・「キャラが生きてない」的感想については、半ば同意するが、自身でも言われてる通り、続きも読んでからもう一度感想を聞かせて欲しい。
2004/6/4(Fr)
2000/06/04 貴士、瑞海、竜を見る。 (『竜が飛ばない日曜日』 咲田哲宏 角川スニーカー文庫11676)
200x/06/04 護衛艦「みらい」、ミッドウェー海戦前夜にタイムスリップ。 (『ジパング』かわぐちかいじ 講談社モーニングKC)
2045/06/04 ポールの<コピー>、エリザベスとの会話を要求する。 (『順列都市』グレッグ・イーガン 早川文庫SF1289,1290)
2125/06/04 シンクレア博士のミイラ化した死体が発見される。 (『腕』ラリー・ニーヴン 所収「不完全な死体」創元SF文庫668-04) →
▽ごき
.
ついに。
中ボスがお手洗いの前で倒れていた。
ここ暫く見ていなかったのだが。第二次大戦が始まるのか……
あれかね、魚焼いたりとかでここ数日食べ物の匂いが家にこもってたのだが、そのあたりに寄せられて来た外様だと嬉しいね。
倒れていたって事は数ヶ月前に焚いたバルサンが効いてるって事なのか。
クスリやホイホイ関係を取り急ぎ揃えてまた臨戦態勢に挑まないと駄目だな。
いや、その前に、半年、半年以上かな、放置だった部屋の掃除を始めるかな。廊下のはき掃除拭き掃除とか。
今までも登場してたのだが、あまりの散らかりように荷物の影になって見えてなかっただけの可能性がある。
.
実は、先年やたらに出ていたのは、ベランダにその原因があったのではないか? と思っている・思っていたところだ。
というのは、購入したパソのモニタの段ボール+発砲スチロール+ビニール袋を延々1年ベランダに放置していたのだ。雨水がたまって、それが紳士の社交場になっていたのかな、と。
実際、よく登場したのがベランダに続く部屋だった訳で。
今年の春にその段ボールを捨ててから見てなかったので、暖かくなっても出なかったらそれが原因と特定できるかなあと思ってたのだが。
ちなみにこの想定があたっていた場合を考えると、怖くて植木鉢とかプランターとかをベランダに置けないのだ。植木鉢の水も紳士の社交場になりそうで怖い。大丈夫なのかなあ?
▽bookstore_x
.
もう5月ちゃいます。と突っ込んでおくべきか。
まいどすんません。うちでは元気に動いてます。ほんまなんでかね。
▽
.
あー。つらつら読み返す・読み通すに、やっぱ役にたってないなあ。
数箇所は役にたったかなあと思うけど、
それ以上に、もっときちんと丁寧に記述して伝達していればなんとかなったのでは、と思う部分が多くてどうしようもない。
私の目からはミスじゃないのかなーという部分で直ってないとこもあるし。
▽SFマガジン7月号。
.
異色作家短編集。
私的にはかなりどうでもいいなあ。
- 地球スコープ2004 +0
トキワという固有名詞が出ましたね。 - ニュースの時間です +0
加点してもよかったかも。狂気と良識について。 - 床屋の予約 +0
異色というならまあ判る。が、趣味とは微妙に違う。 - グーバーども +0
同上。 - 王侯の死 +1
SFっぽいから加点しとこうかな? でも0点でもよかったかも。 - SFまで1000000光年 +0
ゲームどうでもいいし。 - 飛ばされていく行く先 +1
地球の長い午後の判らなさを私は否定するけど、こちらは肯定しているみたい。 - イジュティハードの門 +0
この作者の人のわかりにくさとかが前面に出た感じ? - おまかせ!レスキュー +0
学歴を積む、という一点は評価。 - バレエ・メカニック(後) +0
んー。その程度にオチがついてしまいましたか。 - ザ・ジョー・ショウ +1
すけべーだ。イラストも含めて加点対象か。
▽
.
秀丸なら、Ruby用のスタイルシート、というのか、マクロというのか、が用意されてた。
http://hide.maruo.co.jp/lib/hilight/
強調表示定義
3種類ぐらいあるみたいね。
秀丸は実質フリーで使える。
WzEditorについては知らない。
▽このラノ
.
http://d.hatena.ne.jp/adramine/comment?date=20040604#c
頭痛で寝ているトンボさんが更に頭の痛い話を抱えてるようだ。
.
私見1.
それってWiki(Hiki)じゃ駄目なの?
不特定多数が書き込めるから駄目なのか。
.
私見2.
じゃあ、HikiFarmならぬBlogFarmを用意すればいい訳だね。
個々にBlogを始めてくれ、というのでなく、このラノ議論用にBlog鯖を一つ、という。
.
私見1に対する疑問。
認証がついたWikiというのがあったっけ? 頁作者が頁作成時に変更用パスワードを入力するような。
(Hikiは管理者の唯一パスワードのみだしなあ。そのへん改造効くのかな・改造したpluginなりが既存で無いかな?)
それがあったら、解決のような気がする。
.
私見2に対する疑問。
BlogFarm的展開を既存で用意してるBlogToolがあるのかな?
Rubyベースとなると、私はtDiaryないしlilyしか知らない。
.
tDiaryの方は、ユーザ作成はrootの仕事になるようで、まあそれでも解決の一手段にはなるだろう。(あと気になるのは日付ベース表記って事だが……これを消すpluginってあったっけ?)
tDiaryFarmは意外と簡単にできるのか? どっかのCGIからusernameとpasswordの打ち込みで、cfgとlogdirを勝手に用意してくれるようなCGIがすぐに組める? 何処かにある?
lilyの方はちょと試してみたが、そもそもWebPageから書き込む手段が標準以外でもまだ用意されていないらしい(あるのか? 俺の探し方が悪いだけか?)事、書き込む時にHTML直書きでないと駄目らしい事(pluginがあるのか?)、lilyFarmの作り方が判らない事、という事でおそらく却下。
. Perlベースないしphpベースの何かで、そういうBlogFarmが既にあるもの、というのがあるのだろうか。
2004/6/5(St)
2096/06/05 シャーロック・ホームズ、1899年8月15日から連れて来られる。 (『ホームズ、最後の事件ふたたび』ロバート・J・ソウヤー所収「90年代SF傑作選(下)」早川文庫SF1395) →
▽
.
試作BlogFarm?
そういう訳で昨日の話題だが。
lily(Ruby実装のBlog。blosxomというperl製のものの移植?だそうな)
というのをガリガリといじって、なんとなくそれっぽいのを作ってみた。
.
例によって私は
・作るのが楽しいのであって使うのは結構どうでもいい
・間に合わせなのでエラーチェック類は乏しい
というところ。
.
で。
こういうのがあれば、収集がつく、というのは本当なのか?
リンクなりTrackBackなりをうまーく使えて?
ほんまに?
がちゃがちゃしてみたい/してみて欲しいと思ったりもしたりする。
.
あー。朝になっちまってるー
寝る
▽
.
BlogとしてtDiaryはどうかと言われた。
ちょっと触ってみる。
標準では、複数の人間がログインする形式にするのが結構大変そうだ。
・編集(update.rb)へのタッチは.htpasswdとapacheで制御
してるので、そこを改造するのが面倒。
・複数化は、User専用dir切、そこへのconf関係コピー、実行ファイル関係はlnで
している。結構手数が多い。面倒。
全自動CGIとするのはちょっと大変そう。
誰かしないかな?
▽
.
まあ。ええと。
おおもとに戻って。
- 弘法筆を選ばず。結局ツールはどうでもいい。つまり書き手の資質の問題だろう。
(読みやすい・読みにくい・議論が追いやすい・追いにくい・etc) - 弘法筆を選ぶ。結局そういう読み易さや議論のし易さの為には、最低限こういう機能が必要だろう。
(TrackBack?)
. という主に2点において、どちらにも私には答えがありません。
.
ただ、何人かの声として、
「今回の件では、ツールは重要であり、最低限TrackBackがあればなんとかなりそうだ」
と聞いた気がしたので、
それではテストしてみようというぐらいの心積もりです。
.
ツールは、ほんのちょっとした(例えば文字色や1linkの追加等)いじくりで、すごく使い易くなったり使い難くなったりするので、一概にぱっとテストしただけで答えが出る訳ではないですが。
まあそのへんの不具合まで含めてバグ出し+デバグができると面白いのでは。
2004/6/6(Sn)
1999/06/06 光國葵、1年ぶりに母親と再開し、母親の正体を知る。 (『宇宙海賊ミトの大冒険』氏家大輔 角川コミックス ドラゴンJr)
ヴイナス暦72/06/06 イシュタル、アフロディアに奇襲攻撃。 (『ヴイナス戦記』全4巻 安彦良和 学研ノーラコミックス 又は、中公文庫コミック版)
2259/06/06 ウォーレ博士の10年前のバックアップ。 (『トランジスタにヴィーナス』竹本泉 メディアファクトリー) →
▽
.
作っといて言うのもなんですが、
実はあんまり使いではよくないんじゃないかなー?
と思ったり。
.
見通しのよさ、親子関係の連接、そういうものを示すのに実はBlogって向いてないんじゃない? と。私のBlog初体験がこれなので、なんとも言えないのですが。
「一覧」
とか、
「trackback-tree一覧」
とか、
そういうpluginがあるのかな?
それがないと、通常の掲示板に対抗しきれない、というか、通常の掲示板の方が(他の機能を制限した変わりに、親子関係の連接機能については充実させたツールとして)優秀だから、やっぱりこういう議論は掲示板でしましょうよ、となるのではなかろうか。
. それとも「掲示板でやるには1記事のテキスト量が多すぎで、ある分水量を超えている」という事で、見通しが多少悪くなってもBlogの方が向いている、という事になるんだろうか。
. つうか、私の実装が悪い? その可能性もある。
2004/6/7(Mn)
22xx/06/07 山崎太一郎、26歳の誕生日。 (『通りすがりのレイディ』新井素子 集英社文庫) →
2004/6/8(Te)
249/06/08 シュマリ国の王女、ディアナ・クリムト誕生。 (『竜の眠る星』全2巻 清水玲子 白泉社文庫) →
2004/6/9(We)
2031/06/09 アルジー・ティンバレンの56歳の誕生日。 (『グレイベアド』ブライアン.W.オールディス 創元SF文庫640-03) →
□『今日からマのつく自由業!』
うわ。全然終わってないよこれ。続巻行き。
まいったなあ、一冊ずつ完結してるもんだと思ってたんだけど。
短気で口ベラで腕っ節は弱い小兵・渋谷有利は高校生。
ある日いきなり異空間召還、あなたは実は魔王なのだっとやられる。
(十二国記? 胎果?)
で、そこは美形を異形人と魔法溢れるそーいう世界なのだった。
ついでに魔王国vs人類国で戦争中。
ボーイズラヴっぽく出てくるの出てくるのタイプは違えど全員美形の男性。そして主人公のもてっぷり。こりゃーカップリングを楽しみたくもなるわ。性別を変えたマリみて?
で、私としてはちょびっとだけ出てきた女王様と侍女たんにはあはあですな。NOMORE男。
あれですよ、主人公を取り巻く男性陣の性別を入れたらそれだけですごく……
あ。A君(17)の戦争?
と、そんな感じのお話なのでした。
続きは気になるよなあ。どうしよっかなあ。
2004/6/12(St)
2xxx/06/12 冷凍じいちゃん、解凍・蘇生される。 (『未来さん』新谷明弘 アスペクトコミックス)
xxxx/06/12 ヨーク小佐、惑星グラーシスで、暗殺の依頼をする。 (『死神の惑星』明智抄 集英社 EYES COMICS) →
□『とある魔術の禁書目録 2』
うわっ。おれこの作者好きだ!
なんてえか若書きなんだけど。
あのねー。敗者復活戦、ていうの? いや実は全然復活しないんですけど!
そこんとこが好きなの!
この人の書くテーマみたいなとこが好きかね。
基本的に「負けた」人がそれでも尚歩く茨の道が。
勝つ為に、と、勝ち続けた人、とだけで世界は出来てない訳で。
正しい負け惜しみの使い方、と言ってもいい。そのテストパターン集であり指南書であろう、と。
あとはもーどうしよーもなくライトノベルだけど。
書かれるだけで無駄に捨てられるキャラッて何? とか。ビリビリちゃんがひとかけらも出ない! 青髪も二度と出ないとちゃうか! とか。
それからヒロイン増えるし! 逆めぞん一刻ですか! うる星ですか!
まあいいけど。女の子増える分には。
でも、だとすると! ビリビリっちが出ないのとか前回のもう一人の魔法使い性別的にそっちの方が特に重要が出ないのとかが大問題なんですけど!
題:とある魔術の禁書目録(インデックス)〈2〉
続:電撃文庫
著:鎌池 和馬
符:ISBN4-8402-2701-2
標:電撃文庫
刊:メディアワークス
年:2004年 06月
型:(cm): 15 x 11
頁: 317p
値:570円 (税込:599円)
文:「そこ、女の子が捕まってるから」"超能力"が一般科学として認知された学園都市、その「三沢塾」で一人の巫女が囚われの身となった。そして、どうやら首謀者は、魔術側の人間らしい。上条当麻は魔術師ステイルからそう説明され、すなおにうん、と返事をした。「簡単に頷かないで欲しいね。君だって一緒に来るんだから」「…はあぁ!?」真夏の日差しの中、不気味にそびえ立つビルに二人は向かっていく。魔術師、吸血殺し、禁書目録、そして上条当麻。全ての線が交差するとき、物語は始まる―。
□『っポイ! 24』
受験終了。
ハナがねえなあ。
さあ次からだ!
□『流血女神伝 暗き神の鎖 (前)』
書割舞台どんどん進行中。
主人公のアホっぷりというか素直っぷりに救われるかな。
筋が先にあって一生懸命消化してる感じがある。
キャラの動きや展開やらがしっくりこないところ有り……
あれですな、最近は「天気晴朗なれど……」が一番面白かったりした私の趣味にも問題がある訳ですが。
2004/6/13(Sn)
□『復活の地 I』
結構分厚い? けど一気に読みましたよ。いつもの小川節って感じ。第六大陸に近いかな?
話は、皇国の守護者で首都消失。それから神戸在住。
突然起きた都心のみを狙い打ちした超巨大地震。国会開催中に議事堂ごといってしまった為に、とにかく政府陣・指揮系統が全くない。崩れる家屋、火災、パニック、死んでいく人々。の中で、救援や復興を行うシステムがそもそもたちいかない……という中で、死んだり生きたり、あるいは公僕として頑張ったり野心を膨らませたり軍が怪しい動きをしたり外国がちょっかい出してきたりするという。
あの地震を経た後だけに、リアルです。あるいは作者の取材勝ちなのかも。
そういう訳で、キャラについては極力書き込まれず、ひたすらシステムな話なのに、やたらに人が生きて見えて、筆力に脱帽。もともとこういうのが好きなんだろうけどね、私は。翻訳SF系のそっけなさ、というか。口調や容姿でなく、文字やフォントでなく、行動と思考のパーツを淡々と積み上げていくうちに見えてくるキャラ萌え、というか。
題:復活の地 1
続:ハヤカワ文庫 JA
著:小川 一水
符:ISBN4-15-030761-X
標:ハヤカワ文庫 JA 761
刊:早川書房
年:2004年 06月
型:(cm): 15 x 11
頁: 383p
値:720円 (税込:756円)
文:王紀440年、惑星統一を果たしたレンカ帝国は今まさに星間列強諸国に対峙しようとしていた。だが帝都トレンカを襲った大災厄は、一瞬にして国家中枢機能を破壊、市民数十万の生命を奪った。植民地総督府の官僚であったセイオは、亡き上司の遺志に従って緊急対策に奔走するが、帝都庁との軋轢、陸軍部隊の不気味な動向のなか、強力な復興組織の必要性を痛感する…。崩壊した国家の再生を描く壮大なる群像劇、全3巻開幕。
2004/6/14(Mn)
1926/06/14 マリオン・マーシュここに住めり。 (『マリオンの壁』ジャック・フィニイ 角川文庫8870)
2024/06/14 クレイン達の予測通り、佐渡で大地震が起こる。 (『マグニチュード10』A.C.クラーク&マイク・マクウェイ 新潮文庫6020)
虚無紀元2929/<疑似冬>/14 パイロット長官ソリ、25年ぶりに帰還。 (『ありえざる都市』デイビッド・ジンデル 早川文庫SF1099,1100,1101) →
□『ゼロ時間へ』
最近時々アガサ・クリスティーを読んでる。
という訳で。
おお。結構面白かったです。
これは期待してた、どういう話か教えられてたが故に面白かった、みたいな話かな。
誰もが犯人足りえる、みたいな前提で始まって、これがキーワードか、これがキーワードか? とわくわくしながら読んで、解答が与えられる。
実は謎の種類も解答の出来もあんまり関係なくて、なるほど、これが楽しいのね、みたいに思えた。
判りやすく「登場人物の誰もが誰かを殺したい」というあたりから始めてくれたのがよかったのか。
▽
そういえば付箋紙を使ったWikiみたいなソフトがあったような……。
cite( 有里さん:[book][LNovel] ティーンズ小説相関図 )
.
wemaですね。別名「変なもの」。
現在新版が開発中との事。
.
旧版でよければ私も設置してますよ。
なんか、そのものズバリなんとちゃうかーと思うのですが。
基本Wikiだから勝手に作ったら作れるはずー。違ったかな?
. これは、lilyと同じ作者の人なのだな。
.
追記。
http://ippo.itbdns.com/cgi/sugoi/wema/wema.cgi?page=2004061600335416062
使い方判りませんか? じゃあこんなんでどうですか?
2004/6/15(Te)
2055/06/15 エリック、JJ180 を飲む。 (『去年を待ちながら』P.K.ディック 創元SF文庫696-01)
xxxx/06/15 ガイ・バークハート、爆発の夢から目覚める。 (『幻影の街』フレデリック・ポール 所収「20世紀SF 2」河出文庫) →
□『ハウルの動く城 1,2』
楽しみました。
ダイアナさんってのはもっと「大人の為の児童文学」を書く人なのかなあと思ってたけど、むしろもっともっと子供寄りの人なんだなあと思った。
男の子主人公の2の方が好きかな。アラビアンな感じとか頓知っぽいとことかがすきなのかも。
比べると1は、色々出すぎな上に脈絡が無いような感じがしてちょっと。まあ、どっちもどっちだが。
題:魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉
著:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
訳:西村醇子
符:ISBN4-19-860709-5
標:空中の城 1
刊:徳間書店
年:1997/05
型:(cm): 19
頁: 310p
値:1,600円 (税込:1,680円)
文:インガリーの国では呪文や見えないコートや7リーグ靴は日常のこと。といっても、「荒地の魔女」とくれば話は別だ。 この50年は何ごともなく過ぎた。しかし、魔女が再びこの国に災いをもたらそうとしているというウワサがあった。だから、動く黒いお城や4つの細い小塔から黒っぽい煙が地平線に現れたとき、誰もが、魔女がやってきたのだと思った。ところが、そのお城は魔法使いハウルのものだった。ハウルは若い女の子の心を吸い取るのが好きだという。ソフィア、レティ、マーサのハッター姉妹はもちろん、女の子たちはみな、危ないから1人で街を出歩かないようにと注意される。だが、それはほんの始まりにすぎなかった。 この壮大なファンタジーのジグソーパズルの中では、見た目とは違って、人も物も平穏ではない。運命はもつれ合い、自分が誰かもわからなくなり、恋人たちは大混乱。「魔女」がハウルに魔法をかけたのだ。はたして、その魔法を解くカギは有名な詩の中にあるのか? ハウルのお城に入るソフィー・ハッターの身に何が起こるのか? ダイアナ・ウィン・ジョーンズのうっとりするようなファンタジーはいつも驚きでいっぱいだが、魔法使いどうしの激しい最後の闘いが終わると、魔法のように何もかも元のさやに収まる。
題:アブダラと空飛ぶ絨毯―ハウルの動く城〈2〉
続:2
著:ダイアナ・ウィン ジョーンズ
訳:西村醇子
符:ISBN4-19-860751-6
標:空中の城
刊:徳間書店
年:1997/08
型:(cm): 19
頁: 278p
値:1,600円 (税込:1,680円)
文:若き絨毯商人アブダラは、ある日、本物の空飛ぶ絨毯を手に入れ、絨毯に連れて行かれた夜の庭で、謎の姫君と恋に落ちた。だが二人が駆け落ちしようとした矢先、姫は巨大な魔神にさらわれてしまう。アダブラは、魔法使いハウルの妻ソフィーの助けを得て、姫の行方を探そうとするのだが…? 人気作家ジョーンズによる奇想天外、珠玉のファンタジー。
. まあそれよりも! こいつに関しては、劇場で見た宮崎さんの話と原作のコレが明らかに違いすぎる! って点で色々モノ申したい。
.
予告編はさ、二つの国が戦争中で、それぞれの兵士部隊が魔人(片道切符。人間に再変換不可)になってがっぷり4つに組んでてさ。
その中をナウシカ翼の人が恋人だかの為に飛ぶ、みたいな。
.
でも原作そもそも戦争してないし。そりゃ、若き魔法使いハウルと沼地の魔女が一大対決をやらかすけどさ。1対1ですよ。戦争ちゃいますよ。
お話最初でばっちゃんに変化させられた年頃の女の子が住み込みで転がり込んで云々、のドタバタで、むしろ千と千尋に見える。
.
2まで含めて大胆にアレンジ、って事かなあ。
2の時点では、ハウルの住んでた国は、ハウルの魔法助力により周囲の国家を統合併呑していた、という舞台背景で始まってるから。その過程を戦争として……ってとこなのかなあ。でもそれ全然視点が違うし。っていうか1巻でも2巻でもなくかかれてない1.5巻目を映像化ですか?
.
宮崎さんの仕事で原作付を考えると。
カリオストロ。OK。ダークホースから中年王子様という編曲が入ったが。
コナン。OK。原作にはギガントとかないけど、”同じ話”として認知可能。
キキ。原作を知らないので判定不能。これもひょっとしてかなり”違う”のか?
耳をすませば。OK。コナン以上にアレンジというか、持ち味が変わったかもしれないが筋が一緒。
猫の国。これもまあ耳すまの続編だし。むしろより原作に近しいかも。
そしてハウル。
……どうなんだろうなあ。キキが参照になりそうなのか、な? 原作読んでないからなあ。
▽夢
.
夢にも色々あるけれど、私には幾つかの”持ち夢”がある。
最近は再演よりも続編の事が多い。
で、今日は”別の下宿で暮らしている編”。連載第4回、か、6回ぐらい。
出典は、「猫飼いたい」と言ってた事と、実際に猫を飼ってる某君あたりだろう。
.
農地外れの、農家の納屋改造系の、1F建ての1軒家。
で、野良から何時の間にか畳領域まで進出し、果てに飼い猫に昇格された相棒が居る。多分虎縞。最初は元気に遊んでくれたが、最近はふてぶてしい一方である。
外では雨が降っていた。
で、私は今回二匹目を拾ってきたらしいのだ。ないしは卵を拾って来てそれを孵したら子猫だった。黒猫のチビである。名前は多分チビで決定。意外と、鳴かない。
餌はどうしようとかチビを構う私を見て、トラはかなり不機嫌。部屋の隅で背中見せてたりして。
ああ、猫砂とか買ってこないとなあと考えて、あれ? じゃあトラはいつも何処でしているんだ? この隙間だらけの家のどっかを勝手に便所にしてるんじゃないのか? と、家宅捜索。結構”隠し引出
し”みたいなスペースが多い家なのだ。結局匂いをかいだだけでは判らず、まあもとが野良だしな、とか思ったものだよ。
▽
.
http://monogragh.fc2web.com/log/0406.html#15c
モノグラフより、
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2747987
「ヴァンパイアー戦争」が「月姫」とかの人の絵(挿絵? 表紙絵?)で再び出るそうな。
……ええー。すっげー微妙……
.
こう、前の、油っこい絵がイメージにこびりついてますからな。
それにセックスアンドバイオレンスだし。
なんていうか、今のその絵柄だと、涼し過ぎ。
せめて歴代の「闇狩り師」の挿絵ないし漫画ぐらいの男臭さで。
カッコいいブ男、とか、泥まみれの男女、とかを書けないとしんどいと思うのだが。
ゴルゴ系っつうか。せめて菊地さん経由で末弥さんとか。
▽
onDiaryの導入を試みたのだが下記のようなエラーが出て断念。。。
cite( waterkaktos )
.
すみませんよくわかりません。
多分サーバの設定がCGIの実行を許可してない、と読めるのですが。
大抵の場合、index.cgiを置いてるdirに
Options +ExecCGI
AddHandler cgi-script .cgi
.
と書いた.htaccessを置いておくとなんとなる……と思うのですが。
(XXX.cgiというファイルをCGIとして実行しろ)
あとはindex.cgiに実行権限とか、その1行目のrubyのpath直すとかぐらいしか思いつかないなあ。(index.cgiの)文字コードや改行コードを入れなおすと大丈夫とか?
2004/6/16(We)
▽夢
.
最近眠りが浅いのか色々見るなあ。
単に冷えてるだけ? 肩が痛いぜ。
.
ふらりと海外に行ったっきりで音信不通だった祖父がいきなり帰ってきた。
父は「家族を捨てた」として断固彼に敷居を跨がせない。(祖母に線香をあげさせない?)
さすが血筋で両方頑固、敷居を跨ぐかどうかは”勝負”という事になった。
祖母の霊園周りのマラソンで。
ちなみに父はマラソンが趣味。
祖父の方は、一人秘書? のような男を連れてたのだが、その秘書が無線連絡。”この一帯をくまなく調べろ”とか”作戦”とか”我々は常に勝ってきた”とかぼそぼそ言ってる。……じっちゃん、あ
んた海外で何やってきたんですか。いや聞かなくてもだいたい判るけど。というか、そうですかマラソンも作戦ですか。勝負だもんな。
. と、このあたりまで前回上映分。
.
キナ臭いワールドの雰囲気からあたりをつけてじっちゃんの車を覗くと、一見普通に見えて多分防弾仕様、後部座席に重そうな各種箱とか。
そそくさと帰ろうとするじいさんをつかまえてあれこれと聞いてみるのだがはぐらかされる。
そのうち結局おいてけぼりにされて、猛ダッシュで路地裏に突っ込んで姿を消すじっちゃんの車、それをストーカーするように現れる黒塗りの車……
.
というあたりが今回上映分。
続きが気になるなあ。
▽はしご、ないし、すじ
.
http://homepage3.nifty.com/kazano/200406b.html#15_t2
へえ。
そういう話は漫画の「CIPHER」で最初に見たのかな?
で、私は「ああそういうのが(男女問わず)礼儀なんだ」
と思っていたのだが、それは作者が女性だったから、女性文化の元に、男性主人公の礼儀にもそういうものを持ち込んだ、という事だったのか。
あるいは女性文化から発して男性文化にもそれが今食い込みつつあるのか。
ぱどというコミュニティ内の事に限れば、はしご禁止を標榜してるのは性別詐称してるキャラクタだった、というオチが待っていると思うのだが、そういう可能性とか。
.
私は社会常識が足りない。また子供社会や男の子社会における常識も足りない。
ので、一概にどうとは言えないが、一つのサンプルとして、
そういう筋の通し方は知らなかった。言われるまで気づきもしなかった。
というのはここに記す。
誰かと遊ぶ為に、本人以外の他の誰かの許可が要る、
というあたりが違和感なのかなあ。
2004/6/18(Fr)
1998/06/18 ガレージ式原子力発電設備の導入を決める。 (『パパの原発』マーク・レイドロ 早川文庫SF772)
パルハウス暦315/06/18 オスラム、パルハウス間で休戦協定締結。 (『トラブル急行』弓月光 集英社) →
▽イリヤ
.
各地でアニメ化の噂。噂ちゃうけど。
否定的意見が多いので、どっちでもいいけど、と思いつつ、じゃあ肯定的意見も述べてみようと思う。
・私はそこそこうまく行くのではないかと思う
・秋山作品内で動画にできるとしたらそれはイリヤだろう
という2点ぐらいが主張点かな?
.
まず秋山作品の、なんというか、「アク」は、新作毎に薄くなってると思う。
だからアニメというテンプレートにどんどん移植し易くなってる。
.
「アク」の一つに、電脳とかロボとかある訳だが、これもイリヤでは極少量である。
イリヤ本人がまあ改造人間な訳だが、あとは普通の肉体の人で、「」でなく『』で会話したり、括弧の変わりにプロトコルが書かれるような会話もしない。つまり、ニューロマンサーの時代から延々と
続くサイバーパンクの描写が難しい問題が無い。
. 主人公の視点が「普通の人」であるのもいいと思う。またその一人称のみで基本的に進む事も。
.
また作者の意図が「シチュエーションにあった」「姿形の描写は意図的に削った」(意訳)というのは、映像化と一見相対するようだが、逆に誰がどんな絵で書いても通じるという事で無問題だと思
う。(やっぱ挿絵に引っ張られた絵になるのかなあ?)
.
だから、絵とは一見関係の無い部分、の作品の肝を、どれだけ映像化できるか、
というのが最大のネックという事だろう。
「ストレス」。その種類、質感、量。
「パニック」。その種類、質感、量。
近しい種類を脳内で検索すると、あだちみつるの漫画がアニメ化された時の話を思い出す。「みゆき」とかだっけ?
漫画でいうとコマとコマの間にある余白。それを「何秒」と捉えてアニメの演出に変換するか。
というので、ぶち壊しになるか決まるかが判れた場合で、それがうまく決まった場合。
そういうレベルの問題だと思う。
あ。それを最近ではきっちりやれる製作者が居ない、というのが、皆が不安がってる理由なのか。そうか。
.
とりあえず私の脳内試写会では結構なクオリティなのだが。
いや、絵が崩れてるとか、そういうのはあるけど、そりゃ綺麗な方がいいけど、そこが肝ではなくて。
いや、音楽がいいとか、そりゃいい方がいいけど、そこがクリティカルじゃなくて。
まあ、「ただの」アニメになっちゃう可能性は充分だけど、「駄目な」アニメにはなり難いんじゃないかなあという予想。
▽イリヤの最後
.
別件。
うたたねこさんちから。
「個々のネタっていうかパワーは凄いって思うけど、トータルでなんか納得できないないっていうか、最後もなにも完結感が無かったような記憶があります。」
には半ば同意。もうこれは秋山さんの作風なのかな、と思う。終始一貫した小説としては少々いびつというか。
で、イリヤについてはそれよりも納得のいかん部分というのが初読時にはありまして、
そのへん某Tさんと延々議論して「そういう事だったのか!」とおおいに納得した記憶の方が鮮明です。
この点について他の人にも色々と聞いてみたいのだが、
ネタばれになるので日記で書くのは躊躇われるの事よ。
そうゆう話の好きな人はまた今度私は捕まえてプリーズ。
.
それじゃ判らん、と言われると、例えると、
http://maijar.org/sugoi/kumi/18.html
久美さんの友人がエースを狙えのラストで判らん、と言って、それに久美さんが解説を居れて、おおなるほど! と思った、という、そんな感じ。
例えになってるのか? 微妙。
▽アルジェントソーマ
.
借りて見た。
ふむん。総決算な感じ。何処かでみた話の総決算。俺版「エヴァ」とかそういう。
使徒(エヴァンゲリオン)が来てレフレックスポイント(モスピーダ)を目指す時、リン・ミンメイ(マクロス)の歌声で操られるゴーグ(巨神ゴーグ)が在る部隊に風間シン(エリア88)が居た、み
たいな。
見てる間かなり楽しんで見たなあ。
不満は
・回収されてない? あるいは見落とした? 伏線が幾つか気になる
・謎解きがそれってのはかなり無理がないか、それだけひっぱったのに
・最終回が急ぎすぎ
ぐらいだろうか。
中盤の展開をそぎ落として、13話ぐらいにまとめてしまうとよりキリリとした作品になったのではないだろうか。それともこの充実感は、やっぱ26(25だっけ?)話を積み重ねたからこそ出てくるの
か。
結構当初から赤髭君が好きだと思ってたのだけどやっぱり最後でも好きだった。
ああいう脇役・トリックスターが私の萌えポイントみたいですな。
2004/6/19(St)
2051/06/19 ギフィたちが手にいれた軍用級ナノの製造年月日。 (『斜線都市』グレッグ・ベア 早川文庫SF1311,SF1312) →
▽
.
灰羽連盟を見た。何話か抜けてるけど。
小粒な良品でした。小粒だけど。
.
物語の謎? 世界構造? に思考が割かれるなあ。
結局明確な答えはないし、まあそんなのは野暮なんだけど。
.
でも気になるのでその辺を書く。
ネタバレ。
.
見て思ったのはつまりバイストン・ウェルですか? という事ですね。
人は現世に常に転生するものだという認識の下で、
傷を負った魂が転生する為に傷を癒す為の区界。
さて、これであってるのだろうか。
で、敷衍して私が思ったのは、
こういう世界設定では駄目だったのか、とか。
世界の謎1.現世で昇華しきれない生を送った魂は、異世界へ転生し、そこで魂の修行をしてから現世への転生を可能にする。
世界の謎2.つまり、世界は2つある。そして相互に相互を「異世界=修行の場」としている。
世界の謎3.ところで実は、2つある必要はない。つまり「異世界=この世界=修行の場」というのが本当で、つまり人は昇華しててもしてなくても転生するのだ。あーれー?
世界の謎4.じゃあそれに解決を。実は片方の世界はちょっとした手違いでハルマゲドンで失われてしまったのだ。つまり現状はその事故の後をおって作られている。ないし向こうの修理までの緊急手当て。
うーん。
ネタにするにももうちょっと推敲が必要か。
.
以前思いついた転生ネタもあわせて思い出す。
転生があるとして、それが時間軸には縛られないだろうとすると、
普通は、Aが今日死んでBが明日生まれて、A=B=転生、になるのだが、
Aが今日死んでBが昨日生まれてて、だけどA=B=転生、となり得る。
実際魂が時間に縛られると考える方がおかしい気がするしね。
すると、自分を助ける為に死ぬとか、自分の転生先は親父とか、そういうタイムパラドックス的な遊びがどんどんできるし、それに伴うアクシデントで前世を思い出したとしたら云々とかも遊べる。
更にこの思考は、展開していくともっと面白くなっていく。
つまりA=B=C=D=....=転生、とする方向。
俺が俺と結婚して俺を産んで、とかいう遊びができる。
ひょっとすると人間は全部一つの魂が転生しまくって社会を成す程の規模を作ってるけど、本質的に一人しか居ないとか。これだと予知能力とかも「軽く前世を思い出した」人なら可能な訳で。
あるいは一人じゃなくて二人から出来てるってすると、運命のアダムとイブとか、あるいは神と悪魔とかの二元論のネタにできる。
ええと、あの時に思いついたネタは、時間で縛られるとしても「区間」が設けられているとしたらどうだろう、という方向で、
A=B=C=...=一歩、なんだけど、つまりこいつは西暦1900〜2000年担当で、という。ミレニアムごとに世風が違う理由だとか新人類とかニュータイプとかそんな話に展開すると面白いだろうと思ったり思わなかったり。うーんでもアイデアの細部を思い出せないなあ。コレは笑える! とか思った記憶があるのだが。
2004/6/20(Sn)
▽丘の家のミッキー
.
1〜9まで再読。
これ買って初読したのってはるか昔だなあ。
10は無い。半端なところだ。
読み返すとあれーこんな話だったっけー? と思いつつ各エピソードはしっかり覚えてる。幾つかの記憶捏造もある。
で、今回の新しい発見は
・このラノ企画のあれが久美さんの地口とすると、この本はかなり地口
・主張点や思想がかなり表に出て書かれている
というあたり。
地口の件に関しては読書数が少ないのであれだが、確実にドラゴンファームよりは地口だろう。実は早川というラベルよりもコバルトというラベルの方が水域としては呼吸しやすかったのではなかろうか?
という気もする。
また、主張や思想の点については、この本が結構脱線列車だなあというあたりからきている。一応各話完結? な調子であるに加え、一冊の中でもかなり転々とする。
で、その時の感情を行動で示す以上に口で語って示す時、「言いたい事」が数頁に渡り続く。登場キャラにストレートに小説家が居るしな。
新しいでなく、認識を新たにした点は、
・この話はカマトトが理想の彼氏に一目惚れされた挙句以後延々と生殺しプレイする話
だったのだ、という点。
あと、
・新井素子との共通点と差分点?
みたいな事についても思いをはせた事よ。これはまだ未分析でうまく言葉にならないが。他には、
・結構展開に無理があるよなあ。特に高校入学辞退とか在り得ないのでは
とか、
・常に「異文化との衝突」がテーマで、毎回異文化キャラ出してるうちにインフレ?
とか。
最初からひっぱってる某君の某君への恋とか延々放置だけど10でケリつけてあげてるんでしょうか、とか。
2004/6/21(Mn)
2050/06/21 ドラゴン・スレーヤー号、事故に遭遇。 (『スタークエイク』R.L.フォワード 早川文庫SF713) →
2004/6/22(Te)
ホビット暦1342/06/22 ビルボ、ホビット庄の我が家に戻る。 (『ホビットの冒険』J.R.R.トールキン 岩波書店)
16xxx/第173日 ジェストコースト、ク・マッキントッシュの葬儀に出向く。 (『帰らぬク・メルのバラッド』コードウェイナー・スミス 所収「シェイヨルという名の星」早川文庫SF1062) →
2004/6/24(Th)
▽
. 葬式。
. まるまる潰れた。
.
そういう訳で一区切り。
気持ちの整理にはまだ時間がかかりそうだ。私の事だから、整理する前に埋没させて忘却させるのだろう。
.
一言で言って「大往生」。
未練は無い。あるとしたら菊座石の調べが残ってる。
というところだったらしい。
.
未練があるのはこっちからむこうへ向けてのベクトルで。
せっかくこちらが”大人”になった上で、かなり近くに引っ越して来たのに。
今なら畑に行くぞと言われたらついていけるし、山に入って廃屋を探すと言われれば一緒に登山できるし、と思った頃には相手はほぼ寝たきりな訳だ。
それでもああもできたしこうもできた訳だが、あれこれ秤にかけて、めんどくさいを優先させて、そして今がある。言い訳はできない。その時々に今やってきたこんな状況も想定にいれつつそれでもめんどくさいを優先させて数年が過ぎて、そして今がある。
なんかね。
そういう後悔な人生は送るなって常日頃言われてるのだろうにね。
.
通夜では、すぐにでも起きてきそうな、穏やかで、血色のいい顔が、
釘打ちでは色褪せて見え、
そして真っ白い骨が、ジェリー・ロジャーが、頭蓋骨が天上を見上げる。
壺に入るだけは拾って、あとの分は、まとめてぽい。
これで私はあきらめきれるだろうか。
.
「成仏してね」とほとんど真面目に祈らなかった。
「言われんでも判っとるがいやぁ」
とかくしゃくと振り返らずに進む人の背中が見える。
まあそれで迷われたり祟られたりしたらたまったもんではないだろうが。
問題は私の方だ。問題だ問題だ。
2004/6/26(St)
1996/06/26 天文学者アーサー・ゴードン、エウロパ消失の知らせを受ける。 (『天空の劫火』グレッグ・ベア 早川文庫SF797,SF798)
2846/06/26 レギオンの本拠地アルジェロンに撤退命令が下る。 (『戦闘機甲兵団レギオン』ウィリアム・C・ディーツ 早川文庫SF1228,SF1229) →
▽
.
若竹七海を数冊読んでいる。
近所の古本屋にあっただけ。
. なるほど、面白いなあ、ファンがいるのもうなずけるなあと思った。
.
ミステリ、とか、ライトノベル、とか、
そういうジャンルとしての味で評価するのではない、ジャンルとしての味が不可欠なのではない。
(まあ、だからといって完全に切り離せるのか……ミステリの体裁を取らない若竹七海が面白いのか、と言われると微妙だが。)
この作者の味が好きなのだ、
という感触が判る。タイミングがあえば私もファンになるだろう。
.
筆が軟らかい。
ミステリというとトリック重視でキャラクタが書き割りになる気がするが、そうでもない。
登場人物らに対する、あるいは謎に対する目線が、時に優しい。時に冷たい。
無邪気と狂気と優しさしか書けない、という言い方が正しいだろうか。
無味乾燥に事実だけ並べた報告書を、この人は書くのが大変だろうなとか思ったりする。
「ぼくのミステリな日常」から引くと、「日常の出来事をちょっと加工して書く」のだが「その解釈が独特」なのだ。
なんでもない風景の中に殺人と幽霊が混じる。
そしてそれらが軟らかく肯定される。
2004/6/27(Sn)
2037/06/27 ライルの店に、エディから小包みが届く。 (『自転車修理人』ブルース・スターリング 所収「タクラマカン」早川文庫SF1341) →
▽
.
ジュニアの系譜・皆川ゆかさんからのメール
私がこの企画のこれらの記事に期待してたのは、こういう情報なのだと思う。
文章としてだけでなくデータリスト的構造をもってこういう情報の蓄積があればいいなと思う。
2004/6/30(We)
到星暦159/06/30 墓標に刻まれた、李美鳳の命日。 (『星方遊撃隊 エンジェル・リンクス』全4巻 伊吹秀明 富士見ファンタジア文庫)
メイ16暦376/06/34 シルチー・ロス博士、チェアマン就任受諾演説。 (『大いなる復活のとき』サラ・ゼッテル 早川文庫SF1273,1274) →