2004/12/1(We)
▽SFマガジン1月号
追悼:矢野徹
特集:アメリカ現代社会とSF
との事。
惜しい人が亡くなったよなあ。
.
全体としては「らしい」感じかと。SF短編がぎゅって詰まってていい感じ。
でも、オチは読めないのが多かった。読解力不足?
- 地球スコープ2005 0
泉鏡花を良く知らない。 - さまよえる騎士団の伝説 0
美人には加点。 - ヘッドラインのマジック 0
オチが読めなかったのでかろうじて零点。結構ネタと展開好きなんだけど。
判りやすくするとワビサビが落ちるのだろうか。雰囲気いいだけに惜しい。 - パンと爆弾 0
これもオチが読めない。素直に受け取ってそういう話と見ていいのか?
判りやすくするとワビサビが落ちるのだろうか。雰囲気いいだけに惜しい。 - SFまで100000光年 0
知らない話題だったので、というところか。ネタは好き。 - 飛ばされていく行く先 +1
未読。しかしいつもながらいいイマジネーションだよねえ。 - 禍つ星(後) +1
猫萌え。というかシリーズ開幕ですね。以後が楽しみなので加点。 - おまかせ! レスキュー 0
面白いけど加点が微妙、四捨五入零点ぐらい。 - 心にひそむもの +1
途中でオチが読めてほぼその通りだったので好き。ただ、他にも行く先が暗示? それとも提示? されてるのだがそこんとこが読みきれなかった。オチ不明で微妙に減点。 - 風に乗って 0
いつもの草上節。んー。生態系に対する考察としてその答えでいいのかな? 他、ネタが好きなだけに粗が目立つ、というか粗を探してしまうので加点が微妙。 - 午前の幽霊(前) 0
例のシリーズの続きだそうですが、イマジネーションの連続ででも話の筋は不明みたいな。やっぱオチが読めない? そんな感じ。
2004/12/2(Th)
2004/12/4(St)
▽このライトノベルがすごい! 2005 の解説
.
別件からの逃避に2時間ででっちあげ。あれこれは許せ。
名前も入力してログ取りとかランキングとかした方がいいんですかね?
. ところで小川一水はハイウイング・スクールじゃなくてハイウイング・ストロールではないかと思います。
.
あ。
本家でperlで作るそうです。
しまった、そこを読んでないうちに作っちまった。
じゃこっちはそのうち閉鎖予定。
.
追伸。
この計算式によると「重みが1.0を割る事はない」はずとの事なのですが、
神坂一さんが割ってますが……なんだこれ?
.
追伸の2。
ちなみに、ついにうちには本が届かないようです。まだ来ないとこを見ると。
あれー。アンケートに住所書き忘れたかな?
それとも採用されなかったコメント書きには本は贈らないという事か。
もしかして忘れられてたりノーカンだったり?
とも思いましたが、そのうちリンク集を作るのだがそこには入れるよ、というメールが来てました。という事で忘れられてる訳ではなさそうだ。
2004/12/5(Sn)
2004/12/7(Te)
2004/12/8(We)
2025/12/08 メルポメネー・マレイ、本を書き始める。 (『軌道通信』ジョン・バーンズ 早川文庫SF1139) →
▽
.
BSDをちょっと触ったのだがredhatとかと全然違ってて、おかげで結局触れなかった。
ftpdだけrestartとかしたかったのに。エラーログみたかったのに。心当たりのdirに全然ねえよ! findしても出てこねえよ! うわーん。
それでもBSDの方がいい、というのがあるんでしょうか。
それぞれの利点弱点ってどんなのだったかなあ。
▽
.
そういえば友人がonDiaryのメンテをしてくれ、特にruby1.8対応、みたいな事を。
「うちに今ruby1.8マシン兼サーバーが無いから駄目。そうだなーマシンを一台くれたら、それの上で環境を作れるから、そしたら考えない事もないよ。」
と言ったら
「じゃ一台送る」
と切り替えされた。
やぶへび?
自縄自爆?(←わざと爆です)
しまった。覆水盆に返らず。口は災いのもと。
.
pen3以上でusb2.0が効いててどっかりHDを増設できるのがいいなー。
(pen3なら、FedraとかGNOMEとか動くよね?)
.
で、もし来るようなら、そいつに何のOSを入れるべきか、と思うわけでした。
vine? fedra? momonga? でBSDはかなり勝手が違いそうだけどいっそBSD?
2004/12/13(Mn)
▽
. 某所に向けて。自分のCGIがうまく行かないのでやつあたりで憂さを晴らす。
.
RubyでMySQLでCGIを勉強するのに
・金(本)が要る
・Linuxマシンが要る
というのは言い訳にならない。どちらもなしで、
・ネットで〜入門やらFAQやらマニュアルを見ながら
・WinマシンにRubyとMySQLとHTTPDを入れて
私は学習して身につけた。英語力は無いのでそれは避けた。それでもなんとかなった。
そこから、更にいいものを作りたいとか、一通り出来たからかゆいところかきたいとか思い出して初めて、本屋でTipsが載ってる雑誌やらを買ってみたり、自由度の高い自鯖(あるいはXREA)を用意したりした。
.
むしろ必要・高速学習に必要なのは、サンプルソースとそれに口頭で茶々を入れてくれる解説者である。
今ならサンプルも解説者もあるだろう。手段もMSN音声チャットとかあるだろう。
.
1セット揃ったサンプルソース=例題以上大規模未満、小規模程度の実働プログラム、を通読できれば、
あとは自分で小さいのを作る→ちょっと大きいのを作る→もっと大きいのを作る、
と頑張るだけである。
サンプルソースを通読した後、プログラムができないのは、
それは、できないのではない。しないのだ。
だって、サンプルと同じに作れば動くんだから。
□『今日も元気に魔法三昧!』
マジカルランドが帰ってきた! というか。共作になってますね。
うんでも、いいんじゃないかな。
最近マジカルランドの「味」が薄くなってきてるよね? というのは相変わらずで、共作のせいではないだろう。
著者の交代に合わせてレギュラーが入れ替え、みたいな布石っぽいところが見えるが、それはまあある意味不可避だし、毎回新キャラが出てくるのはこのシリーズの常だったのでそれもいいかと思う。
また、アスプリンなら絶対に書かなかっただろうな、と思う名台詞が一行ある。
「スキーヴがいなくて残念ね。彼だったら”それってなんだい?”っていう質問があったにちがいないわ」
そう、私は、スキーヴが居なくて残念だったんだ!
なんていうんだろうか、そういうのも好きなんだけど、アスプリンの書く奴らってのは、あるいは、アスプリンは、純で照れ屋だから。あんまりそういう姿を読者にも見せない。必ず笑い事にしちゃうところがある。
それを、すとんと、するりと、魅せてくれるシーンがあるようで、ありそうで、うん、この共作はいいんじゃないのか? と思った。本人は絶対に照れて書かないようなところを、ファンだから書ける、みたいな。
続きに期待。
題:今日も元気に魔法三昧!
続:ハヤカワ文庫 FT―マジカルランド (376)
著:ロバート・アスプリン ジョディ・リン・ナイ
訳:矢口 悟
符:ISBN4-15-020376-8
標:ハヤカワ文庫 FT 376 マジカルランド
刊:早川書房
年:2004/12
型:(cm): 16
頁: 253p
値:¥210
文:矢口 悟 1968年生、1994年東京外国語大学ロシヤ語学科卒、英米文学翻訳家
□『魔界都市ガイド鬼録 牙迷宮」「魔界都市ガイド鬼録 殺戮迷宮』
菊地成分、あるいは魔界都市成分を補充。ほっと一息。
時々読みたくなるんだよね。でも、メフィストもマンサーチャーもシリーズが長くて未読が溜まってるので読みにくい。
この新作は2巻め? で1巻もすぐ近くの棚にあったのでこりゃいいや、と。
中身はいつもの魔界都市でした。
あれ、牙迷宮の話って、メフィストの中で以前あったっけ? 忘れたなあ。ありそうだ。あったら読みたいもしくは読み直したいと思うのだが。
あれ、殺戮迷宮の方、途中でキャラ消えてない? まあ伏線消えはいつもの事か。あと、以後の”ぶう”はどうなろうのだろうか? とか。
題:牙迷宮―魔界都市ガイド鬼録
続:ジョイ・ノベルス
著:菊地 秀行
符:ISBN4-408-50425-4
標:Joy novels 魔界都市ガイド鬼録
刊:実業之日本社
年:2003/12
型:(cm): 18
頁: 247p
値:¥230
文:怖い物見たさの観光客が訪れる魔界都市「新宿」のガイドは、妖物を難なく退治できる武器と能力を有している。そんな敏腕ガイドの趙にトラブルが発生。宗教団体の巣窟と化した地下クラブで、客の3人が失踪してしまったのだ…。
題:殺戮迷宮
続:Joy novels―魔界都市ガイド鬼録
著:菊地 秀行
符:ISBN4-408-50442-4
標:Joy novels 魔界都市ガイド鬼録
刊:実業之日本社
年:2004/12
型:(cm): 18
頁: 249p
値:¥430
文:菊地 秀行 1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業。在学中は推理小説研究会で活躍。卒業後は雑誌記者、翻訳業のかたわら小説を発表。82年『魔界都市“新宿”』でデビュー
□『ガンズ・ハート 4 硝煙の彼方』
雑家屋さんの新刊。
相変わらずの中身と相変わらずのイラストでしょう。
イラストの方、すごーく気になるのですが。この絵の人はこれがデビューですか? あるいは何処かで人気の人ですか? 新人さんですか?
こう、御伽噺系にはいいのかもと思うのですが、なんかすごく気になるんですが。わざとこの絵柄? それとも文字の納品からの時間の無さがあまりにもあまり過ぎるという裏事情があるとか?
イラストといえば姫のイラストが無いのは駄目だと思った。あと医官の人。んーいや、この人の絵でみたいのかと言われると微妙だけど。
話はいつもの鷹見さんで、またそうでなくてもこういう話の定番ですが、
うん、定型結構でなんだかぐいぐいと読みましたよ? なんだろう、技術供与はあるんだけどもやっぱりちょっとどっか足りなくて、そこはそれ貧乏人の知恵で補う、的なあたりが心をくすぐるのかな。御都合だけど御都合過ぎないぐらいの匙加減が、今の私の波長とぴったりきた、というところか。
しかしちょいあちこち御都合過ぎだよなあ。萌えキャラだらけだし。
そういうものという割り切りでいいのか。そもそも舞台立てが「さあ、やってくれ」ていうくらいのざーとらしさだもんな。
あとそれから、このへんのネタって「西の○き○女」あたりから剽窃とか言われたりしないんだろうかと不安になった。
あと最初の表紙後のイラストの地口で遊んでいるのはどうかなあと思った。
題:ガンズ・ハート (4)
続:電撃文庫 (1025)
著:鷹見 一幸
符:ISBN4-8402-2886-8
標:電撃文庫 1025
刊:メディアワークス
年:2004.12
型:(cm): 15
頁: 317p
値:570円 (税込:599円)
文:二人の英雄、ついに激突! 教団を退け躍進を続ける西域国を苦々しく思う東域国。 その時、国王の懐刀と称される知将シンルーは東域国の軍事再編に着手する。 彼の胸の内は、西域国攻略の秘策があった。 教団を後ろ盾にし、東域国は宣戦布告する。 シンルーたち奇襲部隊は南部州グレンダランへ粛々と進むが、そこに駐在しているのはケリン率いる六三三銃士隊! 悪ガキ対智将、国の命運を懸けた二人の戦いの行方はいかに!?
2004/12/14(Te)
2074/12/14 ジェイムズ、日記の通り、アリスンと出会う。 (『百光年ダイアリー』グレッグ・イーガン 所収「祈りの海」早川文庫SF1337) →
▽ライトノベル読本の読本
.
というのがでるそうだ。
へぇ〜へぇ〜へぇ〜。
値打ちの値打ち、とか、
読本の読本の読本、とか、
考課表の考課表、とか、
やっぱ、流行ってるのかな。
というかやったら面白いのかな?
□『風の王国 女王の谷』
らぶらぶっぷり! んもうもう! らぶらぶ! むげーバクテリアだって食わない。
それはさておき、ちょっと脇役系の哀しい? ラブ物語でした。
どうもこのシリーズは悲恋っぽいよなあ。国という大きなものの軋轢に引き回される小さな恋の物語ズ、みたいな。十二国記の、王としての視点でなく、恋する男の子女の子視点から語り直されたシリーズ、という感じがする。
あとはイラストに加点かな。胸見え過ぎ! とか本文で怒ってるんだけど、多分それを意識して胸見え過ぎなイラストを持ってきてたり、顔に傷がーというと、ああそうかだから前髪でちょっと額を隠し気味な絵ばっかりなんだね? とか。
しかし男共が哀しいのう。尻にしかれたりフラレ虫だったり。な、涙無しには読めん……。
題:風の王国―女王の谷
続:コバルト文庫
著:毛利 志生子
符:ISBN4-08-600514-X
標:コバルト文庫
刊:集英社
年:2004/11/29
型:(cm): 15
頁: 262p
値:¥280
文:泣かないで現実を見て。あなたは女王。 東吐蕃には、女王が治める「女王の谷」がある。女王カウラの訃報を受け、翠蘭がリジムの代わりに尉遅慧と谷へ向かうことになったが、後継者のラトナにはいろいろ問題が…激動の歴史ロマン第3弾。
2004/12/15(We)
▽APPLESEED
. の映画をようやくみたですよ。
.
うわ!
ものすごく微妙な出来だ!
文句たらたらなのにくいいってみてしまうよ、やっぱ思い入れがあるんだよなあアップルシードには。
. 音楽がいいよね。こういう音楽で、こういうテーマ性を前に持ってこられると、これはこれでいいよね。
.
背景CGがいいですよ。廃墟がすっげえ気持ちいい。
で、あのーそのー。やっぱり人間が。人間の塗りが。後半になると微妙に気にならないカットも多いのだけど、むしろ気になるカットが一杯で、のめりこんだところでその塗りに現実に引き戻される的なタイミングが多かった。
.
人間の動作追跡はいいです。モーションキャプチャー頑張ったね、って感じ。
すごく自然な動き、あるいは微妙な動き? が出ていい。
ん? とためらった時の、首筋の動き、背中に5ミリひいて戻るような動き。
あと、尻がいいよね。尻が。大きく動く時の、あるいは、ある動きからある動きへと繋がるときの。(梯子を下りる動作から、降りた後走り出す動きへの繋ぎとか。)
人のあでやかさを、あるいは、人の無駄な動作を、あるいは、人の動作に必要でありながら従来は捨てられていた動作が、きっちり拾われて、息吹を吹き込んでいる。
. で。セル塗りシェーディングしてる人物絵が。なんかなあ。
. 話の筋も、原作の美味しいギミックをうまく使いまわしながら、全く別の、テーマ性? まとまり? をもって、きっちりリミックス版を作ってきたな、という感じ。デッドコピーとか言うんじゃなくて、ああ、やりたい事を整理して、やり遂げたんだね、という感じ。
.
まいいか。
というわけで、あとは、セブロだ! とか、うわーいギュゲス、ギュゲスがうっごいってるーるんるん、とか。つうかブリアレオスですよ、へかとんぶりちゃんが生きてますよ。生きてるーウワーほんとに生きてるーとかとかとか。
ぶりたんは、よく美味しいそうに物を食べてる(飲んでるが正しいか)シーンが原作には多くて、そういうのが好きだった訳ですが、こっちのぶりたんは口パクもしてくれなくて残念。8つ目でのパフォーマンスとかね、それもなくて残念だった。よく動いて感情表現をする耳とか。
デュナンはやっぱり足癖が悪くて、それを見てはあーやっぱりデュナンだーとか思ってた訳ですが。
あ、ちなみに、こっちのブリは結構軽量? デュナンがかつげるって事は。
あと、生身時代のブリも結構出番があるんだけど、全部顔はカットになってるあたりがいじめだ! すっげえ笑った。
2004/12/16(Th)
▽
.
んで、APPLESEEDでブリたんを堪能したその目で、
新型ASIMOのデモ動画なんか見た日には!
んもう!
ASIMOの中の人、いやいや、中の人など。
. 微妙にこけやすいのを気にした、足の裏密着を気にかけすぎたような、滑らかな中にも瞬間的にぎこちないあの動き。
. 障害物がある! となった時の、首を回して周囲の画像取得を行う時の、あの困ったなあというそぶり。
. 握手の押し引きの時の、あのじーっと見つめる目線、見つめる相手のちょっとした動きを拾ってはその動きにあわせる感じ。あれ、子犬だ。御主人様を全身全霊で気にかけて、例えばフリスビー投げてくれるっとか、御飯くれるっとか、そういう感じの。
.
もう萌えまくりですよ。ASIMOの中の人を誘拐ですよ。いや中の人など。
いやいや。
いやいや。
.
しかし滑らかだよなあ。あるいは、あまりにも人くさい動きだよなあ。
絶対中の人って、言っちゃうよなあ。
▽このラノ
.
このライトノベルがすごい! 2005
にリンク集がついた。
うちも一応カウントされているので、ここに述べておく。
しかしまあ、見劣りがするサイトだなうちは、このリストの中では。
.
そういうリストの話では、ソノラマ文庫のネット書評に知った顔しかなくて、というネタがあって笑えた。
そうさのう、星虫の新刊が出たら私も評を送るかのう。あるいはたぬきだっけ? いたちだっけ? 星虫じゃないかもしれないが。
. 本のネタというと、刊行予定にある銀盤の新刊は、タイトルを見てるとひょっとして妹さんあたりとかの今までの脇を主役に据えた番外系なのかな? と思ったり。それはそれで楽しみ。
▽ラノめった
. こんな感じ。
.
チェックした項目数:52
001 (1977-p121-d),《クラッシャー・ジョウ》高千穂遙(1977〜)
003 (1980-p122-d),《ダーティペア》高千穂遙(1980〜)
004 (1981-p123-d),《星へ行く船》新井素子(1981〜1992)
006 (1982-p125-e),《銀河英雄伝説》田中芳樹(1982〜1988)
009 (1984-p128-c),《なんて素敵にジャパネスク》氷室冴子(1984〜1991)
010 (1984-p129-c),《丘の家のミッキー》久美沙織(1984〜1988)
011 (1984-p130-c),《妖精作戦》笹本祐一(1984〜1985)
012 (1986-p131-d),《アルスラーン戦記》田中芳樹(1986〜)
013 (1986-p131-b),《ガルディーン》火浦功(1986〜)
014 (1987-p133-b),《ARIEL》笹本祐一(1987〜2004)
015 (1987-p133-c),《創竜伝》田中芳樹(1987〜)
017 (1988-p135-e),《ロードス島戦記》水野良(1986〜1993)
021 (1988-p138-c),《風の大陸》竹河聖(1988〜)
023 (1989-p139-c),《ハイスクール・オーラバスター》若木未生(1989〜)
024 (1989-p140-a),《フォーチュンクエスト》深沢美潮(1989〜2003)
027 (1989-p142-b),《無責任》吉岡平(1989〜1991)
028 (1990-p143-b),《スレイヤーズ!》神坂一(1990〜2000)
031 (1990-p169-e),《星虫》岩本隆雄(1990〜)
036 (1992-p173-b),《ヴィシュパ・ノール変異譚》水杜明珠(1992〜)
037 (1992-p174-c),《十二国記》小野不由美(1992〜)
039 (1993-p176-c),《デルフィニア戦記》茅田砂胡(1993〜1998)
040 (1993-p177-b),《ヤマモトヨーコ》庄司卓(1993〜)
045 (1994-p182-b),《魔術師オーフェン》秋田禎信(1994〜2003)
047 (1995-p183-c),《ロケットガール》野尻抱介(1995〜)
049 (1996-p184-d),《ブラックロッド》古橋秀之(1996〜2000)
050 (1996-p185-b),《楽園の魔女たち》樹川さとみ(1996〜2004)
051 (1996-p186-c),《星界》森岡浩之(1996〜)
053 (1997-p188-e),《悪魔の国からこっちに丁稚》ディ・キャンプ(1997)
055 (1997-p189-c),《ちょー》野梨原花南(1997〜2003)
057 (1997-p191-e),《星のパイロット》笹本祐一(1997〜)
058 (1997-p191-c),《西の善き魔女》荻原規子(1997〜1999)
061 (1998-p193-a),《ブギーポップ》上遠野浩平(1998〜)
062 (1998-p194-b),《フルメタル・パニック》賀東招二(1998〜)
064 (1998-p195-d),《マリア様がみてる》今野緒雪(1998〜)
065 (1998-p196-b),《ラグナロク》安井健太郎(1998〜)
066 (1998-p197-c),『機械の耳』小松由加子(1998)
067 (1999-p198-e),《EDGE》とみなが貴和(1999〜)
069 (1999-p199-c),《天魔の羅刹兵》 高瀬彼方(1999)
070 (1999-p200-c),《スカーレット・ウィザード》茅田砂胡(1999〜2001)
071 (1999-p201-c),《流血女神伝》須賀しのぶ(1999〜)
074 (2000-p236-b),《R.O.D》倉田英之(2000〜)
076 (2000-p237-b),《まるマ》喬林知(2000〜)
078 (2000-p238-f),『骨牌使いの鏡』五代ゆう(2000)
079 (2000-p239-c),《猫の地球儀》秋山瑞人(2000)
081 (2001-p241-c),《A君(17)の戦争》豪屋大介(2001〜)
083 (2001-p242-c),《イリヤの空、UFOの夏》 秋山瑞人(2001〜2003)
085 (2001-p244-f),『かめくん』北野勇作(2001)
087 (2001-p246-b),《ランブルフィッシュ》三雲岳斗(20001〜)
092 (2003-p250-d),《マルドゥック・スクランブル》冲方丁(2003)
093 (2003-p251-d),《銀盤カレイドスコープ》海原零(2003〜)
094 (2003-p251-d),《七姫物語》高野和(2002〜)
095 (2003-p252-a),《撲殺天使ドクロちゃん》おかゆまさき(2003〜)
.
うたたねこさんちでは駄目だったそうだが、素直に貼れた。
ん? ちょっと変かな。この全角空白が駄目なのか? 半角空白にしてみよう。
2004/12/17(Fr)
▽ラノめった
.
切り損ねた作品は67作品あるのだが、
うち、「ザ・サード」が2冊あるのに気づいた。1994と1999。ミスでは?
という事で66作品とみて。
.
《機動戦士ガンダム》
『TOKYO WAR』
『ぺとぺとさん』 木村航(ファミ通文庫/2004)
.
20/66作品。
古い少女系と、最近の流行系を追いきれてないな、という感じ。
切った方はかろうじて半分だが、切り損ねた方は半分に届かない、のがちょっと無念か。
あと、これは切る方に昇格して欲しいよな、あれが入るぐらいなら、と思うようなのが結構ある。
あるいは面白くなくてもマイルストーンとしてこれは重要だったのでは? と思うのとか。
まあでも、具体的にどれをはずしてどれを入れる、と考え出すと、あまりリストを動かせそうになかったのでそれはそれでよしか。
▽このラノ占い
.
読丸さんのネタ。本家でCGIが稼動。
なんかパラメータが増えてます。
. 反応が遅くなりましたが報告。
2004/12/18(St)
2032/12/18 プロテウスクレーターからジャンボ旅客機出現。 (『寡黙の刻』よしのひろみち 集英社 YJコミックス) →
▽ラノめった
.
の、詳細結果をネットにあげてる人が結構居る気がしてたのだが、
ちょちょっと心当たりを探してみても7人しかみつからなかった。あれ?
公式には660人以上との事だし、もうちょっと居たような、と思ったのだが。
かつきさん | 88冊 | http://d.hatena.ne.jp/Griaule/20041215#p3 |
十夜さん | 71冊 | http://www14.big.or.jp/~touya/diary200412.html#date17_t2 |
ゆめのみなとさん | 56冊 | http://moonsong.s31.xrea.com/reading/diary/200412.html#12/17 |
adramineさん | 55冊 | http://d.hatena.ne.jp/adramine/20041217#1103254833 |
タカアキラさん | 53冊 | http://sf.lovelove.jp/takaakira/2004/Dec.html#1702 |
永山祐介さん | 53冊 | http://bibliomania.jp/mydear/diary/200412.html#2004-12-15-3 |
一歩さん | 52冊 | http://ippo.s5.xrea.com/diary/s_d200412.html#d16_t3 |
aoiro-0さん | 52冊 | http://d.hatena.ne.jp/aoiro-0/20041216#p5 |
有里さん | 51冊 | http://alisato.parfait.ne.jp/diary/200412b.html#15_t1 |
高森太郎さん | 51冊 | http://d.hatena.ne.jp/TakamoriTarou/20041216#lameta_kidoku |
海燕さん | 49冊 | http://d.hatena.ne.jp/kaien/20041216#p3 |
kidouさん | 46冊 | http://d.hatena.ne.jp/kidou/20041219#p1 |
ぬぬにさん | 46冊 | http://nununi.net/cgi/archives/000555.html |
齋藤光治さん | 45冊 | http://sto-2.que.jp/200412_2.html#17_t1 |
ゐんどさん | 43冊 | http://novel.no-blog.jp/minkan/2004/12/post_26.html |
INNさん | 41冊 | http://d.hatena.ne.jp/INN/20041216#p1 |
みずのさん | 39冊 | http://kh-spica.blog.ocn.ne.jp/spica/2004/12/post_24.html |
うたたねこさん | 36冊 | http://utata.s18.xrea.com/200412.html#15_t1 |
yama-gatさん | 35冊 | http://www.ops.dti.ne.jp/~yama-gat/200412_1.html#09_t1 |
CAXさん | 34冊 | http://d.hatena.ne.jp/CAX/20041216#lameta |
向井さん | 29冊 | http://www.jmuk.org/d/?path=2004/12/15#d15t01 |
由良さん | 25冊 | http://yura.oops.jp/diary/20041216.html#p01 |
腐乱す猿の狂授さん | 22冊 | http://novel.no-blog.jp/minkan/2004/12/post_26.html |
R28さん | 21冊 | http://d.hatena.ne.jp/R28/20041216#p1 |
Nightさん | 19冊 | http://d.hatena.ne.jp/nuit/20041217#book |
ゆかっちさん | 9冊 | http://book.g.hatena.ne.jp/yukatti/20041216#lameta |
寸゛さん | 9冊 | http://d.hatena.ne.jp/yms-zun/20041215#metta |
青月にじむさん | 8冊 | http://bm.que.ne.jp/log/20041217.html#p02 |
yu7123さん | 6冊 | http://d.hatena.ne.jp/yu7123/20041216#p2 |
.
追伸:
教えて貰って22人に増えた。
カウントだけでなく、詳細まで示してる人のみ。
. 更に増えて今26人?
.
ぶらぶらしてると29人になった。
でもかつきさんのTOPは変わりません。
2004/12/19(Sn)
▽
.
某CGIをクラスっぽく作りたいと思ってたら、
既にそういうものがあるらしい、とるびまを読んで気が付く。
http://jp.rubyist.net/magazine/?0004-RubyOnRails
となるともう自作の気は完全にうせる。何のためのクラスか、再利用しないでか。
と意気込むのだが、書いてあるgemのインストールに失敗。ではと単体でRailsを入れようと説明書きを読んでてはたと気づく。
あ。ひょっとして、ruby1.8でないと駄目なんじゃ?
どうもそういう気配っぽい。
うちは過去の遺産絡みがあるのでずっとruby1.6.8でやってるのだ。
うーん、困った。どうしようか。
新たに一台、なんとか急ぎでマシンを用意して、そっちはruby1.8で動くようにするか。
1つのマシンの中でruby1.6とruby1.8を並列動作させるのは、できるだろうが、やってる途中にうっかりミスってruby1.6を上書きして取り返しをつかなくさせそうでやだ。
2004/12/20(Mn)
20xx/12/20 文鳥堂書店に書店管理官「紙魚図青春」到着する。 (『DAI−HONYA』とり・みき&田北鑑生 アスキー または、早川書房) →
2004/12/21(Te)
□『とある魔術の禁書目録 4』
私が1巻でひいきにしていたジーンズ姉ちゃんが表紙。中でもそれなりに活躍。
で。
なんですかこれは。作者の人はエロに開眼したのですか。
いや、というよりは絵師の人にきっとなにかあったな。
ねーちゃんのサービスシーンが、前から後ろから。
ちゃっかりヒロインのあれげな水着とか出してるし。
エロ繋がりで言うと、そりゃまあこの界隈では寸止めで済んだのかもしれないが、全世界的には偉い事になってるんじゃないのか? と。んでもって魔方陣が解かれた時点で本当に全部ちゃいって事でいいのか? と。それでちゃいなら別に夫婦生活もほっとってよかったんではという逆算になるのだがまあそれは目の前では見たくないから頑張ったって事でいいのか。イマイチ、本質がどちら側にあって、どういう意味合いでの魔術だったのかがふにおちないなあ。本質の入れ替わりなのか、体表面の入れ替わりなのか。
でまあ、エロは充分として、話の展開はどうだろう。ちょっと中だるみかな、無駄な分岐を増やしてイベント稼ぎとか枚数稼ぎをしてる感じ。あるいはあの無駄なまでの一直線度合いが少ないというか。ネタ自身もかなり、それはちょっと無理が無いかなあ的なでもこれは前からこのシリーズの特徴だからいいのかなあ。
でも全体に設定が無理だよなあ。無理矢理海に来て、無理矢理今までの登場人物が周辺に集って、無理矢理とりあえず敵と目されてて実は誤解なキャラが出て、それが誤解な理由が無理矢理に説明されて、みたいな。で、無理矢理ジーンズねえちゃんが活躍して、無理矢理美味しいところを美味しい奴が持ってって、無理矢理そいつが退場して、無理矢理インデックスが噛み付く、と。
そんな感じ。
題:とある魔術の禁書目録(インデックス) (4)
続:電撃文庫 (1021)
著:鎌池 和馬
符:ISBN4-8402-2858-2
標:電撃文庫 1021
刊:メディアワークス
年:2004.12
型:(cm): 15
頁: 311p
値:570円 (税込:599円)
文:上条当麻を“とある魔術”が襲うとき、物語は始まる──! 学園都市から外出許可を得、家族と一緒に海へバカンスにやってきた上条当麻。 そこで彼が見たものは、母親がインデックスで、インデックスが青髪ピアスで、神裂火織がステイルで、ステイルが海のオヤジで、御坂妹がその息子で御坂美琴が当麻の妹で!? それは“とある魔術”が原因だった。 謎の魔術『御使堕し』が上条当麻を中心に展開したらしい……!?
2004/12/22(We)
正暦200x/12/22 超能力のある世界でディーヴァとドラゴンマークの超能力戦。 (『竜が孵えるとき ドラゴンマーク4』友野詳 富士見ファンタジア文庫)
2047/12/22 ゴールドスミス宅で、弟子8人の殺害された遺体が発見される。 (『女王天使』グレッグ・ベア 早川文庫SF1176,SF1177) →
□『しずるさんと偏屈な死者たち」「しずるさんと底無し密室たち』
しずるさんは、胸がでかい。
いやまあ。変なすけべースイッチが入ってしもうたかな? 前評判からかゴシックロリータの百合んな二人組、という変な刷り込みがあったので、ないんぺたんを確定してましたよ。で、挿絵をみてショック、と。
中身は全然すけべーと関係なくて。百合ん百合んはしてるかもしれないけど、そんなにそんなでもなく。まあ、ミステリTIPSだねえ、と。小話系と言うか。ブギーポップは数冊読んで投げてる人なので、同作者の別シリーズとのシェアードワールドとかは全然考えて舞せん。そういう考えをして楽しい話しなのかというと違うだろうという気もするし。
針ねずみチクタがラブリーかね? そこに、愛するべき点は全て集約される、というか。
あとは全部つけたし。ミステリなんかはもう完全に本にする為だけの方便。みたいな。
どこかで言われてた、しずるさんがよーちゃんを好きな理由、よーちゃんがしずるさんを好きな理由、みたいなのはよく判らなかった。鈍いね私も。
ただよーちゃんがどんどん洗脳されていってるのはよく判った。そのうち変死体も平気になってしまうのだ。ふふふふふ。
題:しずるさんと偏屈な死者たち
続:富士見ミステリー文庫
著:上遠野 浩平
符:ISBN4-8291-6214-7
標:富士見ミステリー文庫
刊:富士見書房
年:2003/06
型:(cm): 15 x 11
頁: 249p
値:540円 (税込:567円)
文:「ブギーポップ」の上遠野浩平が新境地を拓く、メランコリック・ミステリ 『そこには不可思議な謎なんてない。あるのはただの「ごまかし」だけ――』。病院で寝たきりの生活をする美少女・しずるさんが、相棒のよーちゃんとともにクールな瞳と鋭い洞察力で世にはびこる不可解な事件に挑む!
2004/12/23(Th)
▽夢
. どうもこたつで寝ると妙な夢を見る率が高いらしい。眠りが浅いからだろうけど。
.
微妙に中高大学今の人事がまじった登場人物達。
私は修学旅行の引率。
なんやかんやでどたばたした後学生らの部屋に戻る(一緒に寝る)と、
そこに妹が居た。頭を銀髪に染めてた。
妹いわく会いに来たらしい。「また来た」という事はこいつは前にも同じ事した前科があるんか。
いい歳した大人が人の職場に遊びに来るか!? 連絡もなしに!
学生と笑談してて、溶け込んでるし。
どなって怒るのだが暖簾に腕押し。効果があるまでトーンをあげると泣き出すし。
んで女子学生らになぐさめられたりするし。私は彼女らに責められたりするし。
で、ちょっと席を外して間。つうか逃げたのか。
そこで話を聞きなおす、というか女子学生らが聞きだした事によると、なんと妹は念願かなって漫画デビューした、投稿作が雑誌に載ったので報告に来たのだ、と。
あれ? そんなのが念願だったっけ?
まあ本の虫だったのは結構私と一緒だし、そういう事もあるかもしれん。トリッキーな奴だからそれもありだろう。でも努力家というかだから、単にまぐれないし気まぐれでそういう事になるでもない。おお、頑張ったんだなあ。
妹のくびねっこをひっつかみ部屋を出して、表通りで二人になって、言ってやる。
「よかったなあ!」満面の笑顔で。
「ひぃ〜!!」
ムンク。え、なんで? なんで真っ青になるの? 更に褒めれば褒める程おかしくなる。
あ、そういえば。こないだ(の夢で)、兄貴は本気で怒れば怒る程人を褒め殺す、とかなんとか言ってたな。俺の笑顔はこいつにとって恐怖の対象なのか。
「ああ、すまんかった。今ちょっと調整するな。えーと、いつもの調子で、よくやったと妹をほめるってえと……」
ん、こうかな。
「へえー! お前にそんな才能有ったんだあ! いやもう今まで全然知らなかったよ、単なる極潰しのへなちょこ野郎だとばっかり思ってたよ! いやはや本気でびっくり、ありえない、すげえすげえ!!」
ものすごく怒っている。
こうじゃないらしい。
えーと。えーと。
「はっはあ! まあ私にとってはどうでも良いことだが、そうか! 褒めて使わす! いやはや、一寸の虫にも五分の魂よのう、それにつけても感謝すべきはお前を拾ってくれたやつらだ。一体何を考えていたのか。」
更に怒っている。
こうでもないらしい。あれー。なんでだろう。
ついに怒り沸点に達したらしい妹はもうこねえよーと泣きながらだっと走りだし、バイクで夜の闇に消えた。
うーんなんだったんだろうか。
.
冷静に分析すると、久しぶりに妹に会いたいのかな? あいつは海外に行ってたりとか云々で数年多分会ってないからなあ。今年もすれ違いっぽい事をして会い損ねたし。今は東京だっけ? 正月はどうなのかなあ。とかいう考えが片隅にあったという事か。
で、私の妹の捕らえ方、及び妹への対応一覧が、この夢の中には盛り込まれている、と、そういう事らしい。ちょっと解釈に時間がかかるが、うんまあそんな感じだろうと一人納得もする。
納得もし、こうしてメモも終わったところで、寝る。おやすみ。
▽
.
久々にグースカ寝て、本を読み倒した一日だった。
飯もまともに作らない。じゃがいも皮ごと茹でて塩。これ食うと、私はいっつも「みんなの広場」を思い出すのだよ。焚き火のオキで焼いたジャガイモ食いてえ!
お話の中の「美味しい」シーンの嚆矢ですな。
あと、「誰も知らない小さな国」で、小山の上で池を隣に食べるおにぎりとか。うううまそうだ。じゅるじゅる。
□『星界の戦旗 IV 軋む時空』
表紙絵のタッチが荒い。
んーようやく出ましたね、って感じだけど、文章の筆も微妙にけばだってるんじゃないかなあと思った。
まあ、ノリはいつもと一緒なのでいいかな。ちょっと不完全燃焼っぽいけど。
という訳で話がようやく転がりだしたようです。
でも、あんまり軋んでたり時空だったりする感じは無いなあ。
題:星界の戦旗 (4)
続:ハヤカワ文庫 JA (774)
著:森岡 浩之
符:ISBN4-15-030774-1
標:ハヤカワ文庫 JA 774
刊:早川書房
年:2004.12
型:(cm): 16
頁: 248p
値:520円 (税込:546円)
文:〈アーヴによる人類帝国〉と〈三ヵ国連合〉との戦争は七年目に突入した。 戦況は帝国に有利に展開していたが、さらなる攻撃のために、新たな作戦『双棘』が発起され、ラフィールとジントは、襲撃艦〈フリーコヴ〉で、ラフィールの弟ドゥヒールは、戦列艦〈カイソーフ〉に乗り組み、出撃する。 そのころ、皇帝ラマージュと〈ハニア連邦〉とのあいだで、とある密約がなされようとしていた。 大詰めを迎える戦争、その行方は?
□『フェンネル大陸偽王伝 騎士の系譜』
結構楽しみにしてたシリーズの2巻、なんですが、あれれ。私が感じた「ぞくっ」とした感じは、今回は微妙に潜伏中。
んで、よくある凡百のファンタジー、あるいはライトノベル、としてのキャラ立てが揃いだした、という感じ。この2冊ぐらいまでが登場人物紹介で、んでこれからよくある筋立ての話を定石通りにおいかけていくのか?
実際、個々のキャラの動作が、もうなんていうか定番通りなんですが。それでいいのか。
個々のキャラクターが自分の下腹の中に背負う「ずしん」とした黒くて重いもの、それが涙の原因なんだけど、幾ら泣いても流れ出さない、故に泣く事さえ出来ないつらいもの、
それを、魅せてくれるのかと思ってたのですが。今回のキャラの中では隠れ里の美人さんがそんな感じかなあ。
話自身はめった斬りというかざくざくと進むので、スピーディでいいといえばいいのかな。んーでもそれは単に投げ書きって感じもする。
評価微妙。けど結構好きだし続き買うんだろうけど。
この「好き」には、イラストレーターさんの効能とかも混じるんだろうなあ。
□『カオスレギオン05』
ついに終わりましたよ、熱い死者無き行軍を描いてくれていたレギオンが。
で、この回で思うことはやはりレティーシャらぶって事でしょうか。
もうこのキャラだけで全部あとは陰になっちまったかなあ、と。
あとのキャラはお話を進めるあるいは終わらせる為に歩いているだけで、
もうこのレティーシャだけ生きてる、というか自由、というか。それなりに制約も受けてるんですけどね、そんな制約見ちゃいない、というか。
もう一人気になるのはレオニスかなあ。
それなりに格好いいんだけど、どうもこう、本当にそれしか選択がなかったのかというと違うと思う。その選択が一番格好いい、というのは認めるけどね。あるいはその選択が楽だ、というか常道だ、という意味において。
少なくとも勝利じゃないな、引き分け狙いぐらいだろうな、という感じかな。
まあしかし、終わってよかったのでした。
最初の巻と最終の巻を除いて再読しようかな。そういう、旅路の途中が一番面白い話ですな。
あとどうでもいい突込みをすると、挿絵のトールの指の数が。
□『ALL YOU NEED IS KILL』
いや、これは面白い!
こういうひねりは好きなのです。雰囲気もよし。ボトムズとかベルゼルガっぽい。あるいはくたばれ戦車商隊とか。宇宙の戦士も好きです。
で、ひねりの方に話を戻すと、タイムものっぽい展開ですな。
そのタイムもの展開の制約の在り方がいい。丁度いい具合、から一歩不具合なあたりに閾値を持ってきてる。これですよ。その一歩を知恵と勇気で補う訳ですよ。努力と根性で耐える訳ですよ。だけど補い切れなくて耐え切れなくて、完全なハッピーエンドは常に訪れない訳ですよ。
ハードボイルドですよ。
まあ、あちこちちょい設定が破綻気味なところはあるな、と思う訳ですが。
あと、フローチャートもこの展開なら要らないと思う。もう少しプログラマブルな展開ならありだけど。あるいはif文をもう少し挿入した上で、だけどこうなったんだという風に書いてくれえたらすっげえヒットだったけど。
題:All You Need Is Kill
続:集英社スーパーダッシュ文庫 さ 5-4
著:桜坂 洋
符:ISBN4-08-630219-5
標:スーパーダッシュ文庫さ 5- 4
刊:集英社
年:2004/12
型:(cm): 15
頁: 274p
値:571円 (税込:600円)
文:新鋭桜坂洋・渾身の1冊、SFテイスト!! 近未来。初年兵キリヤとクレイジーな女准尉リタの物語。流麗な文体と当文庫には珍しい、ロボットSFのテイストを持つバトル・アクション。SF界の第一人者・安倍吉俊のイラストも話題必至です。
2004/12/24(Fr)
1988/12/24 高尾山へ‘E’に会いに行く。 (『D』洞沢由美子 徳間書店)
1992/12/24 私立探偵ジャック デス、モーテルパラダイスの前で拉致される。 (映画『トランザーズ2360』 監督チャールズ・バンド)
1999/12/24 リムとラドウ、水の惑星で、バオン、ダードと戦う。 (『マップス』長谷川裕一 学習研究社ノーラコミックス)
2000/12/24 ラニアー、<ストーン>の調査計画を明かされる。 (『永劫』グレッグ・ベア 早川文庫SF726, SF727)
200x/12/24 遭難したサラトガと救助船のドッキング予定日。 (『パスカル・シティ』新谷かおる スコラ漫画文庫シリーズ) →
▽
.
と思ったのですがあんまり癒されませんでした。あれー。
なんか、話も3作目になると惰性? いまいちだるい感じ。見どころや爽快感が無いというか。あるいは理も無いかな。
.
結構大事な伏線の類をかなり落としてる感じするし。
動物化の理由とか! シリウスもかなりの唐突キャラだし。
.
あとはハーマイオニーですな。
少女が可愛いっていうのから、ティーンエイジャーが綺麗、って感じに成長してるですよ。手足長いなあ。等身あるよなあ。動きがシャキシャキしてていいよなあ。いつも姿勢が背筋がきれいだなあ。と。
. ロンがやっぱりお笑いキャラ系。んー。ハーマイオニーは彼のどのへんに惚れてるんだろうか? もうちょっとかっこいいシーンをロンに用意してやれよ。
2004/12/25(St)
1999/12/25 タキオン発生機、始動。 (『フリーゾーン大混線』チャールズ・プラット 早川文庫SF1046)
2068/<冬>/25 フィオナ・ビトラーによるプロローグ。 (『ささやかな叡知』マイクル・ビショップ 早川文庫SF719)
2184/12/Xmas 甲賀組製ロボット、クリスマスの初起動。 (『猫の地球儀』全2巻 秋山瑞人 メディアワークス電撃文庫) →
▽
.
よく寝る。
寝不足をかなり取り返した感じ。
. するともう昼も過ぎて夕方かなって時間な訳ですが。
.
だらだらとDVDを見たりとか。それはそれで至福だな。
近所のレンタル屋がアニメ100円セールとかしてたので、まさしくどうでもいいようなのを借りてきて見てたり。
.
シンデレラ・ボーイ
なんだ、やたらにルパン三世っぽいなと思ったらモンキーパンチだった。そりゃそうだ。
あと、表紙を見ててルパンと不二子の二人組泥棒? と思ってたのだが、
OPを見てると、あれ、ひょっとして二人羽織? と思ってたらまさしくビンゴだったのが笑えた。
あ、ちなみに二人は泥棒でなくて探偵ですよ、一応、と。
あとはまあなし崩し型で事件発生と解決を繰り返すみたいで。これはこれでほんと、時間潰しにいいなあ、という感じ。
.
あとニニンがシノブ伝。
んー。百合ん百合んしてますねえ。時期的にどうなんだろう、マリみてを受けてこれだったのかな、それともむしろこっちが先鞭だったんだろうか。
しっかしまあ、これ。まんべんなくアホだなあ。
多分続きも見ます。見るんか。
原作のあほーさ、ないし、えろーさの呼吸が、私の思う間とちょっとずれてるんですが。
今回は特に「女の子天使説を唱える私としては!」の辺りかな。アニメは料理が下手だぜ、と思った。あと「馬鹿っ素直に技にかかっておけ!」のあたりの「おお!」という呼吸とか。でも水着の女の子達と楽しい一時! のあたりはアニメの方が呼吸が上だなとも思った。
どうだろう。音速丸の声優さんの声が私の想像とトーンがずれてるあたりに原因が求められるのかなあ。これはこれでまあいいのですが。
. さて、次は読書するか、ちょっとCGIとかなんとかするか。
. 掃除って話もあるんだけどね。まあいいさ。掃除しなくても死なないし。
2004/12/26(Sn)
▽
.
メトロポリス。手塚作品なので期待してみたのに、なんだこの駄作っぷりは!
オールディーズ(?)な音楽だけですか、利き所は。
話のもう散漫な事どうしようもねえな、と。
もっとロボに萌えさせてほしかったなあとか。
言うと、最後の決め台詞、
「僕、もう少しこの街に残ろうと思います」
はまあ許可かなあと。男の子が男になる、旅立ちの詩ですよ。
でもそこまでの文脈がなあ。もうどうでもいいや。
□『春期限定いちごタルト事件』
あっはっは。こりゃいいや!
ミステリとしての文脈での読みは私には不得手だし、そっちとしてはまあ小さい話。学園小話というか、よくあるぐらいなところだと思う。
むしろキャラ萌えにこそ命があるでしょう。特に前半は燻り気味なのですが、それでもちっちゃくって引っ込み思案女の子の造型はいけてると思います。
で、最後のお話あたりでの怒涛の「化けの皮がはがれ」る展開。そして被ってた猫を脱いだ時のキャラクタらの活き活きとした感触。
こういう仕込みのネタって好きだなあ、と。
前半のキャラクタらのくすみ方、あるいは主人公の方の気概の捩れ方、そのへんはまあ今風だなあと思った。引きこもり作家とか、そういう今風? サイバーパンクの一つ向こうあたりに位置する、あるいは全然別軸に位置するそういう精神の在り様、あるいは旧来からある精神や鬱屈の描写の仕様、表出の仕様みたいなところ。
で、いつもの癖なのですが、脇役スキーとしては、主人公のサポートに回ってる健吾君とその姉ちゃんが好みですよ。
題:春期限定いちごタルト事件
続:創元推理文庫
著:米澤 穂信
符:ISBN4-488-45101-2
標:創元推理文庫
刊:東京創元社
年:2004/12/18
型:(cm): 15
頁: 251p
値:580円 (税込:609円)
文:米沢 穂信 1978年岐阜県生まれ。2001年、『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞しデビュー。青春小説としての魅力と謎解きの面白さを兼ね備えた作風で注目される
2004/12/27(Mn)
□『マリア様がみてる イン ライブラリー』
みんなよく寝てます。
……わかる。わかるぞお!
という回でした。
結構時間軸やら時空やらをザッピングしていて、面白い巻でした。
時間軸をいじってるのが結構好きかなあ。この校舎には「今」「ここに」居る裕巳やらの展開するドラマの他にも、「ここに居ない」沢山のその他大勢のドラマが、そして「去年の」「その前の」「そのまた前の」人達のドラマがあったんだよ、と、語りかける感じが。
チョコレートコートのすれ違い加減はええものがありましたな。
あと、表紙すぐ後の登場人物紹介から、お局連が消えて、新たなる競走馬どもが顔見せ並びしてたあたりがヒットでした。くるんか? くるんか!
それにしても図書館はいいよね。
題:マリア様がみてる ―イン ライブラリー
続:コバルト文庫
著:今野 緒雪
符:ISBN4-08-600527-1
標:コバルト文庫こ 7-43
刊:集英社
年:2004/12/25
型:(cm): 15
頁: 206p
値:¥330
文:超人気シリーズ、本をめぐるスペシャルストーリー。 学園祭も終わり、薔薇の館に集う山百合会の面々。疲れのたまった祐巳は、ついうたた寝してしまう。目を覚ますと祥子さまどころか、祐巳以外の人は誰もいなくなっていて…!?
2004/12/28(Te)
▽
.
めった斬りアンケートは現在集計とその結果の考察が続いている。
ネットで公開されている情報だけにもとづいて、同じ事をCGIでちょいちょいやってたりする。
まあ、同じネタをやってもしゃあないので、こっそりと自分の満足の為に。
んで、
http://alisato.parfait.ne.jp/diary/200412c.html#28_t1
ネットで公開されているところの人達のリンク集ができたので、それを元に。
.
現在、
51人がネットに詳細結果をあげており、
最大 88冊
最小 6冊
中央 36冊
平均 35.3冊(ネットにあげてる人は全体よりちょっと高め?)
標準偏差 18.4
となっている。
+-1σ(68.26%): 16.8冊〜53.8冊
+-2σ(95.44%): -1.6冊〜72.2冊
となる。
つまり、
「普通」=「7割」の外に居る人達、として
かつきさん 88冊
十夜さん 71冊
極楽トンボさん 68冊
ゆめのみなとさん 56冊
adramineさん 55冊
が挙げられる。
読み過ぎです。健康に注意してください。
. 結局かつきさんのトップは変わらないなあ。
.
ちなみにまるマを読んでる人は8人。
で、その人達が他に何を読んでるかというと
(1997-p189-c)《カナリア・ファイル》毛利志生子(1997〜2001) 4人 (/6人=66%)
(1999-p199-c)《天魔の羅刹兵》 高瀬彼方(1999) 4人 (/8人=50%)
(1989-p141-e)『ゆらぎの森のシエラ』菅浩江(1989) 3人 (/7人=42%)
(1991-p172-f)『ヘルメハイネの水晶の塔』井辻朱美(1991) 3人 (/7人=42%)
(1992-p173-b)《ヴィシュパ・ノール変異譚》水杜明珠(1992〜) 3人 (/7人=42%)
(1997-p190-d)《月の系譜・桜の系譜》金蓮花(1997〜) 3人 (/8人=37%)
……マイナー、なんすかね。
2004/12/29(We)
2004/12/30(Th)
1999/12/30 レニーに、匿名でSQIDディスクが届けられる。 (映画『ストレンジディズ1999年12月31日』 監督キャスリン・ビグロー)
2009/12/30 時間逆行送信テスト第十五号。 (『未来からのホットライン』J.P.ホーガン 創元SF文庫633-06) →
▽
.
修羅の刻を見た。所々とばしながら。
んー。見んでもいいような感じの出来だった。原作漫画で充分では。
なんかこう気の抜けたアニメ化というか、あるいは格闘をアニメにするのは無理だったんだ、とするべきか。
あと、前半が適当で後半の幕末にやたら力が入ってる気がしたんですが。ほんとはそれがやりたかっただけ? 龍馬とか新鮮組とか。原作の巻数に合わせたらそうなるってだけなのかな。
絵がところどころ、妙にかくかく? というか不可思議なバランスの動き? をしてたのは、アニメの質が落ちてるって話なのか、それとも原作者チェックで体術関係が入ったからなのかなあ? 重心はこのへんにくるはずなので、よくある「アニメ走り」はさせないで下さい云々とか。知らないので判らない。
2004/12/31(Fr)
xxxx/大晦日 ヤリーン、タンビマツで<流れ>の黒い水を汲みに出帆する。 (『川の書』イアン・ワトスン 創元SF文庫695-02)
火星暦57/牡羊月/23 火星憲法制定会議招集される。 (『火星転移』グレッグ・ベア 早川文庫SF1187,1188)
R/13/26 満児・キャプチュード父子、358億ドッツ貯める。 (『黒髪のキャプチュード』見田竜介 角川書店ドラゴンコミックス)
2577/302/64 猿田、嵐の逆転現象を見る。 (『火の鳥 宇宙編』手塚治虫 角川書店)
リムウェイ暦1414/プリマ月/30 叔父のゲイブがタリノ協会の集会に参加する。 (『ハリダンの紋章』ジャック・マクデヴィット 早川文庫SF920,921) →
□『AHEADシリーズ 終わりのクロニクル1 上下』
この人のは、初刊から1つの世界観を持っていると聞いてたので、んじゃ最初からと思ってたのだがその最初が手に入らず長らく読んでなかった。
でも、最近のラノベ本で取り上げられてるし、じゃあこのAHEADシリーズから読んでも問題ないのかなあと思って手に取った次第。
上巻がものすごく読みにくかった。単語の使い方、キャラの立て方、そういうのがかなりごっちゃ。「ほら、判るでしょ?」でスルーされてるというか。あるいはエキセントリックなキャラばっかりばんばん出せばいいってもんでもないだろうというか。
下巻はちょい整理が効いてきて、主要何人かが背負う十字架物語としてすっきりしたかも。
でも、これはかなりの群像劇だなあ。読むのがしんどそうだぜ。もうちょっと筆力を挙げて欲しいところ。
題:終わりのクロニクル1〈上〉 電撃文庫 AHEADシリーズ
著:川上 稔
符:ISBN4-8402-2389-0
標:電撃文庫 0799 AHEADシリーズ
刊:メディアワークス
年:2003.6
型:(cm): 15 x 11
頁: 386p
値:¥380
文:かつて世界は、平行して存在する10個の異世界と戦闘を繰り広げていた。概念戦争と呼ばれるその戦争に勝利してから60年。全てが隠蔽され、一般の人々に知られることなく時が過ぎた現在…。高校生の佐山御言は祖父の死後、突然巨大企業IAIより呼び出しを受ける。そして、この世界がマイナス概念の加速により滅びの方向へ進みつつあること。それを防ぐには、各異世界の生き残り達と交渉し、彼らが持つ10個の概念を解放しなければならないことを伝えられる。かくして、佐山は多くの遺恨を残した概念戦争の戦後処理として、最後の闘いに巻き込まれていくが…。川上稔が放つ新シリーズ、遂に始動。
題:終わりのクロニクル 1〈下〉 電撃文庫 か 5-17 AHEADシリーズ
著:川上 稔
訳:さとやす(TENKY) イラスト
符:ISBN4-8402-2407-2
標:電撃文庫 0811 AHEADシリーズ
刊:メディアワークス
年:2003.7
型:(cm): 15 x 11
頁: 450p
値:730円 (税込:767円)
文:祖父の遺言により、10個の異世界との戦後交渉を任された佐山御言。この交渉に成功し10個の概念を解放すれば、マイナス概念の加速で滅びようとしている自分たちの世界が助かるという。佐山は、この交渉権を本当に引き受けて良いものか迷いながらも、一個目の異世界1st‐Gとの戦闘に巻き込まれていく…。10個あると言われる概念世界と、この「世界」の間に過去何が起こったのか。現代にまで残された遺恨を解消し、佐山は無事1st‐Gとの“全竜交渉”を果たすことができるのか―!?「AHEADシリーズ」第1話、完結。